現役Webライター、七瀬あみです。
編集・校正・校閲、Webサイトの構築など、幅広い業務に対応しています。記名記事や監修実績があり、BtoC記事が得意です。Webライターの育成にも力を入れています。
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在宅ワークの1つとして人気のあるWebライター。
未経験の方でも始めやすい仕事ですが、”文章を書くことが好き”という単純な気持ちだけでは務まりません。
私の場合、最初の数か月はライティングスキルをアップさせるためにかなり努力をしました。
本格的にWebライターを始めてから、約4か月で編集プロダクションに所属。
今では記名記事の執筆や編集・校正・校閲などにも対応し、月50万円以上稼げるようになりました。
実は、色々失敗もしてきたんです……。
そこでこの記事では私自身の経験をもとに、失敗しないWebライターの始め方を紹介します。
月収10円以上を安定して稼ぎたい方向けに、初心者が効率よく成功するためのルートをまとめました。
ライティングスキルをアップさせる方法なども紹介していますので、ほかのWebライターとの差別化を目指しましょう。
安定して稼げるようになりたい方は、ぜひ最後までご覧ください。
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【基礎知識】Webライターって何をするの?
Webライターの主な仕事は、Webサイト上に掲載される記事の執筆です。
その種類はさまざまで、案件によって記事の書き方が変わってきます。
- 集客記事(読者の悩みを満たす記事)
- 収益記事(アフィリエイト記事)
- トレンド系記事
- インタビュー記事
- 取材レポート
- 自分の体験談
- 自社商品(サービス)の紹介
- プレスリリース
- コラム など
初心者が始めやすくて案件が多いのは、Googleの検索結果に出てくるような読者の悩みを満たす記事です。
「〇〇 やり方」「〇〇市 カフェ おすすめ」など、日常生活で検索するシーンをイメージするとわかりやすいでしょう。
なお、Webライターは記事の執筆だけでなく、同時にさまざまな執筆に携わっている方も多くいます。
- 文字起こし
- Web広告
- 商品の説明文
- メルマガ
- 動画のシナリオ
- Instagram投稿のまとめ など
Webライティングのスキルがあれば、執筆を必要とするほかの仕事に応用できるのがメリットです。
ちなみにWebライターが1記事納品するにあたり、求められるスキルは情報収集をして執筆するだけではありません。
例えば当サイトのメディア上に掲載する記事を執筆する場合、Webライターに以下のようなスキルがあると嬉しいです。
- 情報収集
- 構成の作成
- 執筆
- 入稿
- フリー画像の挿入
- アイキャッチ画像の作成
- 図解の作成
どこまでWebライターが対応するのかは案件によって異なりますが、広範囲で対応できる方であるほど重宝されるでしょう。
メディアによって記事のジャンルがさまざまであるため、自分の得意分野を見極めることが大切です。
また、Webライターには臨機応変に対応する力も求められます。
AのクライアントでOKだったことが、BのクライアントではNGだったということもよくあるケースです。
どちらのクライアントにも対応できるように、柔軟な対応力が必要な仕事でもあることを理解しておきましょう。
Webライターの始め方(月収10万円以上を目指す初心者向け)
正直、Webライターになるための方法に正解はありません。
極端な話、今すぐ自分で「Webライターです!」と名乗ってクラウドソーシングで活動を始めれば、それが最短ルートの始め方です。
誰でもすぐにできますね。
しかし、そんな安易な方法で始めると「稼げないWebライター」になってしまうため注意しましょう。
私が紹介するのは、基礎のスキルを身につけて、安定して稼げるようになるための始め方です。
Webライターとメディア運営(雇う側)、両方経験している私だからこそ伝えられる情報をまとめています。
STEP1:作業環境を整える
まずはWebライターとして仕事をするための作業環境を整えましょう。
最低限必要なものは以下の2つです。
- インターネット環境
- パソコン
スマホで執筆できないわけではありませんが、効率が悪いのでおすすめできません。
執筆するときは、情報収集のためにかなり多くのタブを開きます。
Googleドキュメントなどのサービスを利用したり、Webメディアに直接入稿したりすることも多いです。
稼ぎたいならパソコンは必須。
ただし、高スペックなものは必要ありません。
また、本業にすると稼働時間が長くなるため、作業しやすいデスクや椅子があるとさらによいでしょう。
「ここに座れば仕事モードになれる!」といった、プライベートとの区別がつけられる場所があるとベストです。
STEP2:Webライティングを学ぶ
作業環境が整ったら、仕事を探すよりも先にライティングの基礎を身につけましょう。
ただし、ある程度基礎が理解できたら、学びながらSTEP3以降に進んでOK。
ここで時間をかけすぎる必要はありません。
Webライティングの基礎を身につけるためには以下のような方法があります。
私は独学からスタートしましたが、それだけだとちょっと危険です。
文法の間違いに気づかないまま1年以上経過し、突然クライアントから「七瀬さんは〇〇がクセになっているので気をつけてください」と指摘を受けました。
自分の文章がおかしいことにも気づかなかったんです……。
副業目的であれば、最初から自己投資に高額を費やす必要はありません。
独学で学びつつ、本を購入するか、クラウドワークスのWEBライター検定3級に挑戦してみるのがおすすめです。
Webライターを本業にすることを考えている方は、プロのWebライターから添削を受けられる講座の受講も検討してみましょう。
最初から本格的なライティングスキルを身につけることに注力したほうが賢明です。
それぞれの学び方について、さらに詳しく解説します!
独学で学ぶ(無料)
- 上位記事を読む
- マニュアルやフィードバックで学ぶ
- WEBライター検定3級を受ける
- YouTubeを観る
- SNSで情報収集をする
私は主に1~3番の方法で、お金をかけずにWebライティングを学びました。
なかでも基礎的な知識を身につけるためにおすすめなのは、無料で挑戦できるクラウドワークスの「WEBライター検定3級」。
ライティングの基礎を学べる動画も無料で視聴でき、合格すればクラウドワークス内でスキルを証明できます。
クラウドワークス内のプロフィールに合格実績として記載され、仕事を受注しやすくなるというメリットもあるんです。
私もWEBライター検定3級に合格していますので、ぜひ以下の記事を参考にしてみてください。
また、上記のような学習と並行して、多くの記事を読むことも重要になります。
特に検索結果の1ページ目に表示される記事を中心に読み、「検索意図を満たす記事はどういうものなのか」を理解することが大切です。
上位に出てくる記事が企業のメディアであれば、比較的きっちりとした文章になっていることが多いでしょう。
個人ブロガーが運営するメディアであれば、吹き出しやリストを使用し、デザインが工夫されているものが目立つはずです。
どちらの記事にも対応できるスキルがあるWebライターほど、仕事の幅が広がり、稼げるステージが増えます。
本を購入する
本を購入する場合は『沈黙のWebライティング』がわかりやすくておすすめです。
Webライターにとって重要なスキルである”SEO(エスイーオー)”の知識も学べます。
ストーリー形式でテンポ良く進むため、読書が苦手な人でも読みやすい本です。
読書が苦手な私も、この本なら抵抗なく読むことができました。
そしてもう1冊、Webライターにおすすめの本としてよく紹介されるのが『新しい文章力の教室』。
Webライターに限らず、幅広い分野の方から評価されている1冊です。
講座を受講する
Webライターを本業にして効率よく稼げるようになりたい方は、Webライティングを学べる講座の受講を検討するのがおすすめです。
なぜなら自分が執筆した記事を見てもらい、プロのWebライターから添削を受けられる機会があるから。
つまり、早い段階で正しい文章の書き方を実践的に身につけることができるのです。
さらに講座によっては、受講後に仕事をもらえるチャンスがあるものもあります。
ただし、学べる内容や料金設定が大きく異なるため、自分がきちんと納得したうえで購入することが大切です。
なかでも私のおすすめは、仕事でつながりがある編集プロダクションのディレクター陣が講師を務めている「Writing Hacks(ライティングハックス)」。
Webライターとして何度もお世話になっていますが、ディレクター陣はもちろん、卒業生の執筆はレベルが高いです。
Writing Hacksの評判や口コミは以下の記事でまとめていますので、ぜひ参考にしてみてください。
なお、ほかにもさまざまなWebライター向けの講座があります。
- 添削してもらえる回数が多い
- 比較的安い料金で受講できる
- マンツーマン指導で学べる
- 最後まで受講すると仕事をもらえるチャンスがある など
当サイトではWebライター向けの講座についてもまとめていますので、ぜひ参考にしてみてください。
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STEP3:ライター名(ペンネーム)を決める
ここからは「STEP2:Webライティングを学ぶ」と同時に進めていきましょう。
きっちり学んでから仕事をスタートさせる人もいますが、Webライターの仕事に慣れるためにはとにかく実践あるのみです。
まずはWebライターとしての活動名(ペンネーム)を決めましょう。
実は私自身、Webライターになってから、名前を3回変えて失敗しました……。
そのたびに、クライアントや交流していた方々に名前の変更をお知らせ。
相手を混乱させてしまったこともありました。
だからこそ、最初からライター名を決めておくことを推奨しています。
それに合わせてSNSやクラウドソーシングなどのアカウントを作るのが効率的です。
おすすめは「名字+名前」のような形式のライター名。
きちんとした印象があり、将来的に監修記事などにも対応しやすくなるからです。
抵抗がないなら、本名での活動ももちろんOK。
途中で変えるがNGというわけではないので、最初はあまり深く考えすぎなくて大丈夫です。
STEP4:仕事用のアカウントを作成する
クライアントとメッセージのやり取りができる仕事用のアカウントを作成しておきましょう。
私が最低限必要だと感じている仕事用アカウントは以下の3つです。
- Googleアカウント
- Chatwork
- X(Twitter)
Googleアカウントは、STEP3で考えたライター名で仕事用のアカウントを作りましょう。
Webライターの仕事では、GoogleドキュメントやGoogleスプレッドシートをよく使用します。
登録したGoogleアカウントの名前が公開されるという仕組みを理解しておくことが大切です。
ちなみに私はGoogleアカウントの仕組みをよく理解しておらず、本名で作ってあったアカウントで始めてしまいました。
結果、ファイルの共有で不特定多数の人に本名がバレてしまう状態に……。
さらにクライアントから「どっちの名前で呼べばいいですか?」と聞かれてしまったこともあります。
ライター名でアカウントを統一したほうが、クライアント側も管理しやすいでしょう。
仕事関係のメールもライター用のGmailに集約できるため、プライベートと区別できて便利です。
だからこそ、ライター名でアカウントを作ることを推奨しています。
なお、Chatworkは連絡手段として利用するクライアントがかなり多くいます。
基本的な使い方を理解しておきましょう。
X(Twitter)はライター専用のアカウントを開設しておくことで、案件の獲得につながりやすくなります。
受注する案件によってはSlackやZoomなどを使用する場合もありますので、臨機応変に対応しましょう。
STEP5:クラウドソーシングに登録する
クラウドソーシングは、仕事を依頼したい人と受注したい人をマッチングさせるサービスのこと。
初心者がもっとも仕事を獲得しやすい場所です。
本などでWebライティングの基礎を学んだら、クラウドソーシングに登録してみましょう。
Webライターが利用する主なクラウドソーシングサイトは以下の2つです。
特にクラウドワークスは、Webライター初心者向けの募集が豊富。
ライティング系の募集だけで、常に2,000件以上あるほどです。
私も初心者の頃はクラウドワークスをメインで使っていました。
ランサーズもあわせてチェックしておくのがおすすめです。
自分ができる業務をパッケージとして出品できるサービスが用意されているため、慣れてきたらクラウドワークスとは異なる働き方ができます。
STEP6:プロフィールを整える
クラウドソーシングに登録したら、応募前にプロフィールを充実させましょう。
本人確認など済ませておくことで、信頼度が高まり、採用率がアップします。
さらに経歴や保有資格といったより多くの情報を登録し、クライアントに興味をもってもらえるプロフィール作りを心がけましょう。
クラウドワークスの場合は「プロフィール編集」からより多くの情報を入力しましょう。
本人確認などが完了すると、認証したことを証明するチェックマークが付きます。
ランサーズの場合も「プロフィール編集」からできる限り多くの情報を入力することが大切です。
顔写真を設定すると有利になる仕組みもあります。
顔を公開して活動することを考えている方は、ぜひ設定してみましょう。
クラウドワークスと同様に、本人確認などが完了すると緑色のチェックマークが付きます。
STEP7:初心者向けの案件を探す
まったく記事を書いたことがない初心者は、初心者OKの案件で実績を増やすところから始めましょう。
「初心者」「未経験」に絞って調べると、初心者向けの募集を検索できます。
そして、自分の知識や経験がある”書きやすいジャンル”を選ぶのがおすすめです。
ただし、文字単価0.5円以下の低単価すぎる案件は避けたいところ。
本などで基礎知識を学んでいるなら、文字単価0.7円~1.0円前後の募集を狙っていきましょう。
なかでも「初心者OK」でフィードバックをもらえる案件があればぜひ挑戦すべきです。
フィードバックをもらえる案件は、かなりスキルアップにつながります。
マニュアルが用意されているのかも、チェックすべきポイントです。
なお、以下のような方はわざわざ「初心者です」と名乗る必要はありません。
- ブログで記事を書いたことがある
- 添削付きのWebライター講座を受講している
講座を受講している場合は「〇〇を受講しています」と伝えることで、クライアントの信頼度が高まります。
最初から文字単価1.0円以上に挑戦していきましょう。
STEP8:提案文を作って応募する
応募の際は、クライアントに興味をもってもらえるような提案文(応募文)を送ることが大切です。
実績がない初心者でも、以下のポイントを意識して文章を作りましょう。
- 自己紹介
- 質問への回答
- 経歴・保有資格
- 得意ジャンル
- 対応できる業務
- 対応できる本数
同じ文章をコピペで使い回すのはNGです。
募集文をすべて確認し、クライアントからの質問があればその回答を含めましょう。
ただし注意点として、クラウドソーシングには初心者を狙った悪質な案件も存在します。
仕事に応募する前に、必ずクライアント(発注者)のプロフィールを確認することが重要です。
クラウドワークスでは、クライアントの評価と仕事をした人のコメントが表示されます。
ランサーズでは、評価や仕事を2回以上継続した人の数などを確認することが可能です。
あわせて「本人確認」などの手続きが完了しているかまで見ておくとよいでしょう。
悪質な案件はわざと好条件に見せているケースが多いので、初心者を狙った条件の良すぎる案件には注意が必要です。
STEP9:ポートフォリオを作成する
ポートフォリオは、Webライターの名刺代わりになるもの。
クライアントが選考時に見る重要な資料です。
以下の項目を入れて作成しましょう。
- 自己紹介・略歴
- 保有資格
- 今までの経験
- ライター実績
- サンプル記事
- 業務の対応範囲
- 参考単価
- 対応時間
- 連絡先
できればWordPress(ワードプレス)で自分のブログを開設し、その中に作るのがおすすめです。
なぜなら記事の入稿まで求められる案件も多く、WordPressを操作できたほうがかなり有利だから。
自分の好きなテーマでブログ内に記事を書き、サンプル記事としてポートフォリオに掲載することもできます。
記事を書く練習をするのは大切なことです。
ただし、仕事への不安や迷いがあるなら、最初は無料のnoteなどでポートフォリオを作っても構いません。
WordPressはサーバー代とドメイン代がかかるため、Webライターで頑張ることを決意できてからでよいでしょう。
まずはさまざまな案件に挑戦することを優先し、その合間に作ればOKです。
作成したポートフォリオは、クラウドソーシングやSNSのプロフィールなどに貼っておきましょう。
補足:SNSや求人サイトでも案件を探す
- ブログで記事を書いたことがある
- 添削付きのWebライター講座を受講している
上記のような方は、完全な初心者よりも深い知識があるはずです。
最初からX(Twitter)などのSNSでWebライターの募集を探すのもよいでしょう。
文字単価1.0円以上で、直接契約できる案件が多いのがメリットです。
「#Webライター募集」「#ライター募集」で検索すると、タイミングよく募集を見つけられることがあります。
私も何度かXでWebライターを募集しました。
また、以下のような希望がある方は、企業に属してWebライターとして働くことも検討してみましょう。
- 時給制で働きたい
- 最初から安定した収入が欲しい
Indeedなどの求人サイトで募集していることが多いので、さまざまな働き方をチェックしてみてください。
初心者OKの募集も結構あります。
補足:得意分野で案件を探す
- 金融関係の仕事をしていた
- 美容部員として働いていた
- 宅建士の資格がある
- 漫画やアニメが大好き
- 転職経験が3回ある など
ほかの人よりもアピールできることがあるなら、最初から自分の得意分野に絞って案件を探しましょう。
今までの知識や経験、自分の好きなことなどは、差別化につながる大きなスキルです。
特に近年では、Webライター自身の一次情報が求められる傾向があります。
ライティングスキルよりも、知識や経験を優先して募集をかけるクライアントもいるほどです。
仕事を探すときに「初心者」で検索するのではなく、「美容」「金融」「アウトドア」など、自分の得意分野で検索してみましょう。
私も自分の知識のある分野に挑戦し、2か月目で文字単価2.5円の仕事を獲得した経験があります。
Webライター初心者がライティングスキルを効率よくアップさせる方法
ライティングスキルを効率よくアップさせる方法を紹介します。
初心者だからこそ、少しでも早くスキルアップするための努力が必要です。
SEOや薬機法などの知識を身につける
Webライターとして仕事をするうえで、SEO(エスイーオー)の知識は必須です。
SEOは「Search Engine Optimization」の略称で、検索エンジン最適化という意味をもちます。
つまり、検索ユーザー(読者)が求める有益な情報(コンテンツ)を、検索結果の上位に表示されるように最適化することです。
上位表示させるためにはSEO対策が必要であり、Webライターには以下のような知識が求められます。
- タイトルのつけ方と文字数
- 検索意図を満たした構成
- 見出しにキーワードを含める
- サジェストキーワード
- 再検索キーワード
- 画像のaltタグ
- メタディスクリプション など
どのような内容がSEO対策につながるのか、きちんと理解しておきましょう。
また、近年では薬機法や景品表示法などの違反で指摘される記事が増えています。
「知らなかった」では済まないので、Webライターとして必ず知っておくべき知識です。
例えば企業の商品を紹介する記事を作成する場合、「〇〇のなかで1番効果があります!」のように、誇大広告と認識されるような表記は禁止されています。
美容系のライティングをする場合は、薬機法で表記できる言葉が限定されているため、知識がないとかなり難しい分野です。
検索上位を狙ったブログ運営に挑戦する
STEP9で、ポートフォリオをWordPressで作ることをおすすめしました。
せっかくWordPressで自分のブログを作るのであれば、何記事も書いて文章を書くことに慣れましょう。
WordPressを使った執筆に慣れることで、以下のようなメリットがあります。
- 記事を書く練習ができる
- 仕事の対応幅が広がる
- 文字単価のアップにつながる
- SEOへの理解が深まる
- ツールを使って分析する力が身につく
- アイキャッチ画像などの作成スキルが身につく
- マーケティングスキルが身につく
- ブログ収入を得られる可能性がある
10記事ほど書いて練習をすれば、だいぶ文章の書き方がわかってくるはずです。
検索順位を意識した記事を執筆できるようになれば、「どうすれば上位を狙えるのか」というSEOの部分にも強くなります。
「ブログで稼げないからライターに転身する」という方も多いので、そういったWebライターと競い合うためにもWordPressのスキルは必要です。
なお、ブログで上位表示を狙うなら、YMYL(Your Money Your Life)についても理解しておきましょう。
YMYLはGoogleが定めた「検索品質評価ガイドライン」の1つ。
人々のお金や健康などに関わるジャンルが該当します。
人々の人生を狂わせる可能性のあるジャンルは、信頼度の低い記事(個人ブログなど)を上位表示させないという取り組みです。
例えば、病気や薬に関する記事をイメージするとわかりやすいでしょう。
検索結果上では、信頼度の高い医療機関や政府などが発信する情報が優先されているはずです。
SEOを意識した記事を執筆するなら、自分のブログではYMYLジャンルを避けましょう。
信頼されるWebライターになるために大切なこと
Webライターとして仕事を受注するうえで、クライアントから信頼されることが大切です。
そのための注意点をまとめましたので、ぜひ覚えて覚えておきましょう。
メールへの返信は早めにする
社会人として当たり前のことですが、クライアントからメールが届いたら早めに返信しましょう。
Webライターはオンライン上でのやり取りが中心になるため、問いかけに対する返信が2~3日ないと信頼度が低下します。
もしすぐに回答できない内容だった場合でも、まずはその旨を伝えることが大切です。
例えばプライベートの予定があいまいで納期をすぐに伝えられない状況であれば、「未確定のスケジュールがあるので〇日ほどお時間をいただいてもよろしいでしょうか?」など、きちんと現状を伝えましょう。
なお、クライアントによってWebライターとの関わり方が異なります。
フレンドリーなやり取りをしてくる方、会社の上司と部下のような線引きをしている方など、メッセージの文面を見れば相手の関わり方がわかってくるでしょう。
私の場合、あいさつで「お疲れさまです」と言われたら「お疲れさまです」と返し、「お世話になっております」と言われたら「お世話になっております」と返しています。
最初にどちらにしたらいいのか悩んだら、「お世話になっております」から始めましょう。
自己判断で進めない
執筆中に疑問が生じたら、むやみに自己判断で進めないようにしましょう。
以下のようなケースは、必ずクライアントへの相談が必要です。
- 事実と異なる情報に気づいた
- 紹介するサービスが終了していた
- 複数の情報があり、どれを信用したらいいのか判断できない
- 情報量が多く、指定された文字数を大きく上回ってしまう
- わかりやすくするために〇〇の情報を入れたい など
タイトルや見出しで明らかな誤字脱字を見つけた場合は、そのまま修正して提出時に伝えてもよいでしょう。
例えば「”押さえる”が誤字であったため、”抑える”に変更しました」など、どこを修正したのかわかりやすく伝えることが大切です。
もし新しいクライアントで対応に悩んだ場合は、「見出しに誤字を見つけたのでこちらで修正してもいいでしょうか?」と確認をとってから対応しましょう。
些細な変更でも、報告は絶対に必要です!
誤字脱字チェックを怠らない
Webライターにとって、誤字脱字チェックは最低限のルールです。
ライティングスキルがない未経験者でも、誤字脱字は自分が注意すれば防げます。
初心者で文章が不自然でも、誤字脱字がなければ「頑張ってくれたんだな」と評価できるので印象がいいです。
逆にどんなにライター歴が長くても、誤字脱字がなかなか減らない人もいます。
「とにかく早く提出することしか考えていないんだな」と感じてしまうため、印象はかなり悪いです。
誤字脱字はツールを使うことでも対策ができるので、提出前に入念なチェックを行いましょう。
レギュレーションをきちんと守る
クライアントからレギュレーションが定められている場合は、必ずチェックをしてから提出しましょう。
レギュレーションは、Webライターが守るべき執筆時のルールです。
正直、きちんと確認しないまま記事を納品する人はかなり多くいます。
最初は注意で終わるかもしれません。
しかし、いくらライティングスキルがあっても、なかなか改善しなければ信頼がなくなります。
最悪の場合、契約を切られてしまう可能性もあるでしょう。
クライアントによってルールの違いがあるので、間違えないようにすることも重要です。
Webライターの始め方でよくある質問
ここでは、Webライターの始め方でよくある質問をまとめました。
まとめ:Webライターの始め方を参考に、初心者から挑戦してみよう
Webライターは、未経験から誰でも挑戦できる仕事です。
だからこそライティングスキルを身につけることが重要であり、差別化する必要があります。
この記事の始め方を参考に、初心者から効率よく稼げるルートを見つけましょう。
中途半端な気持ちだとスキルが身につかないだけでなく、すぐに挫折してしまう可能性があります。
なお、信頼されるWebライターになるためには、クライアントとのこまめなやり取りと、ルールの遵守が重要です。
Webメディアの増加とともに、Webライターの需要は高まっています。
少しでも好条件の案件を受注できるように、ぜひ諦めずに頑張ってみてください!
なお当サイトでは、Webライターを対象に以下のようなアンケート調査も行っています。
「イメージと違った!」とならないためにも、ぜひほかの記事も参考にしてみてください。
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