七瀬あみ
編集・校正・校閲、Webサイトの構築など、幅広い業務に対応しています。記名記事や監修実績があり、BtoC記事が得意です。Webライターの育成にも力を入れています。
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Webライターの仕事は理想と現実のギャップが大きいことから、「きつい」「やめとけ」と言われる傾向があります。
私自身も「結構きついな……」と感じることもありましたが、それでも継続しているのはやりがいや楽しさがあるからです。
そこで当サイトでは、Webライター歴1年以上の方を対象に独自アンケート調査を行いました。
この記事では、Webライター15人に聞いた「仕事が楽しいと感じたエピソード」を紹介します。
大変なことばかりではないことを知ってもらえるきっかけになれば嬉しいです。
目次
【15人のエピソード】Webライターをしていて楽しいと感じる瞬間
Webライターとして1年以上活動している方に聞いた、仕事が楽しいと感じたときのエピソードを紹介します。
プロフィール写真は、ご本人様から許可をいただいたうえで掲載しています。
1:自分のやりたいことが見つかった
1人目は、めぐりさん(20代女性)です。
- Webライターの仕事が楽しいと感じるのはどんなときですか?
-
自分の知識が増えていくときです。
私は特化分野を持たずにオールジャンルで依頼を受けています。
初めて挑戦する分野ではリサーチや専門情報の咀嚼に苦労しますが、執筆を重ねるうちに知識が積み重なって自分の成長を感じられるのが楽しいです。
特に気に入った分野では、つい本を買ってしまうほどお財布の紐が緩んでいます……。
なかでも知識ゼロから携わっているWebデザインの分野では、もっとスキルに変えたいと思い、スクールでの習い事も始めました。
2:美容にハマって資格を取得
2人目は、ミキさん(30代女性)です。
- Webライターの仕事が楽しいと感じるのはどんなときですか?
-
楽しいと感じるのは、リサーチをしているときです。
興味のある分野だけでなく、まったく知らない分野のリサーチも非常に勉強になり、わくわくします。
なかでも特に影響を受けたのは、美容医療の案件でした。
もともと美容には疎いほうでしたが、いただいたキーワードでリサーチをしているうちに興味津々に。
最終的には化粧品検定1級まで取得し、今は「コスメコンシェルジュ(特級)」を目指して勉強中です。
自分の美容にも活かすことができ、記事のリサーチによってQOL(生活の質)も上がった気がします。
3:読者の反応がすぐにもらえる
3人目は、シン上田さん(50代男性)です。
- Webライター歴を教えてください。
-
約15年6か月
- Webライターの仕事が楽しいと感じるのはどんなときですか?
-
雑誌や書籍におけるライティングの仕事と違って、即リアクションがあることがWeb媒体のいいところです。
私は映画や書籍の紹介や、批評の記事を執筆することがあります。
それを読んだ方からの意見に目を通すときに、この仕事の楽しさを感じます。
制作に関わった俳優や映画監督、著者から感謝の声をいただくことも少なくありません。
やっていてよかったと思える瞬間です。
4:ホームページ制作まで任された経験
4人目は、カミヤさん(40代男性)です。
- Webライター歴を教えてください。
-
約2年10か月
- Webライターの仕事が楽しいと感じるのはどんなときですか?
-
楽しいと感じるのは「ライティング以外の知識が増えるとき」です。
Webライターは、ライティングに携わったジャンルが知識として活かせます。
記事の入稿まで行えば、ホームページの知識も増えていくでしょう。
ある日、ライティングから入稿までの作業をコツコツしていたら、クライアントさんから「ホームページを丸々作ってくれないか?」とご依頼をいただいたことがあります。
ネットで調べながらホームページを作成していくと、ホームページの全体像が何となくわかるようになりました。
その実績をもとに他のクライアントさんにも制作の提案をしたところ、ホームページ作成から記事作成などをすべて任された経験があります。
ちなみにそのクライアントは、私の実の妹です……!
5:実体験を活かした執筆での充実感
5人目は、梅澤浩太郎さん(30代男性)です。
- Webライターの仕事が楽しいと感じるのはどんなときですか?
-
実体験を活かして自分らしい記事が書けると、楽しいと感じます。
私はメールマガジンを運用したことがあり、その経験を盛り込んで、運用時の注意点を解説する記事を書いたことがありました。
私の具体的な失敗談を盛り込んだおかけで、ほかの記事にはない有益な内容になり、充実感が大きかったです。
クライアントにも喜んでいただけて、より楽しさが増しました。
6:挑戦し続けられる環境が楽しい
6人目は、神戸のどかさん(30代女性)です。
- Webライター歴を教えてください。
-
約2年11か月
- Webライターの仕事が楽しいと感じるのはどんなときですか?
-
自分の成長を感じられたときに楽しいと感じます。
仕事をすることで、構成の作り方やSEOの考え方を学び、特定の分野に対する知識が増えていきました。
1年前に難しいと感じていたことも、経験を積んでいくうちにクライアントに褒められるレベルまで成長できました。
また、私はWebライターになってからSEO検定やファイナンシャル・プランニング技能士の資格を取得しています。
興味のある分野を本で勉強したり、理解を深めたりすることで仕事の幅が広がりました。
自分のやる気次第で、どんどん挑戦できるWebライターの仕事が大好きです。
7:自分の成長を感じられると楽しい
7人目は、なおたけさん(40代男性)です。
- Webライターの仕事が楽しいと感じるのはどんなときですか?
-
自分の成長を感じられるのが、Webライターならではの楽しさだと思います。
例えば、落ち続けていたテストライティングに合格したり、構成作成から執筆まですべてできるようになったりするなどです。
ちなみに初めての継続案件は、時給に換算すると50円程度でした。
絶望的といえるほど執筆のスピードが遅く、深夜に眠い目をこすりながらキーボードをカタカタしていたのを覚えています。
しかし、今ではどうすれば正確に速く執筆できるかを考え、おおよその方向性を見据えながら進めることができるようになりました。
振り返ったときに「あの頃よりはできているぞ!」と成長を感じられるのは、楽しさにつながっていると思います。
8:クライアントと意見を出し合える環境
8人目は、田仲ダイさん(40代男性)です。
- Webライターの仕事が楽しいと感じるのはどんなときですか?
-
クライアントさんと意見を出し合いながら進めているとき、文章がスラスラ浮かんでくるときに仕事が楽しいと感じます。
記事はWebライターだけで作るものではありません。
色々な人が力を出し合って良い記事を作っています。
そのため、クライアントさんと意見を出し合っているときは「協力して良いものを作りあげている」と実感でき、とても楽しいです。
最近では、文章の表現に対してお互いに意見を出し合った結果、双方の良いとこ取りができたことが印象に残っています。
9:クライアントからもらう喜びの声
9人目は、渡辺なおやさん(30代男性)です。
- Webライターの仕事が楽しいと感じるのはどんなときですか?
-
仕事をしたクライアントからもらった喜びの声を、自分のWebサイトでまとめるようにしました。
その内容を見返すことで、価値提供できるWebライターになれたと実感し、仕事を楽しめています。
実は、Webライターを始めたばかりの頃、クライアントから感謝されてもあまり実感がありませんでした。
しかし、納品後にクライアントからいただいた言葉などをまとめてみると、思っている以上に感謝されていることに気づいたのです。
それをまとめておくことでモチベーション維持につながり、楽しみながらやりがいを感じられます。
10:すごい人と一緒に仕事ができる環境
10人目は、みおんさん(40代女性)です。
- Webライターの仕事が楽しいと感じるのはどんなときですか?
-
一緒に仕事をする相手がすごい人だと楽しい気持ちになれます。
具体的には、納品スピードがめちゃくちゃ早い人と仕事をしたときなどです。
ほかにも、オンラインミーティングで積極的に発言や質問をする人と仕事ができると、仕事への楽しさを感じます。
11:趣味の競馬を堂々と発信できる
11人目は、さむさん(40代男性)です。
- Webライターの仕事が楽しいと感じるのはどんなときですか?
-
私の趣味は競馬で、競馬関係の記事の執筆をしています。
私の周りで競馬をする人が少ないので、自分の好きなことを堂々と発言できるのはとても嬉しいです。
ときには競馬の予想をし、皆さんに見てもらえます。
自分がまるで競馬予想家になったかのような感覚を味わうことができるのも楽しいです。
12:インタビューでの出会いや気づき
12人目は、マイさん(40代女性)です。
- Webライターの仕事が楽しいと感じるのはどんなときですか?
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地域の情報発信をするために、お店への取材をしています。
何回も行っているうちにお店の人と仲良くなり、顔見知りになれるのはとても楽しいです。
インタビューをした新規オープンのコーヒー店の女の子と仲良くなり、LINEで連絡を取り合っています。
今まで私の地元は「何もないところ」と言われてきましたが、実際に街に出て散策すると結構いいところがあることに気づきました。
13:過去をアウトプットしてストレス解消
13人目は、パピコさん(30代女性)です。
- Webライターの仕事が楽しいと感じるのはどんなときですか?
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自分自身の知識や考え方をアウトプットできるところが、楽しくてストレス解消になっています。
例えば恋愛に関するライティングでは、遠距離恋愛について執筆することが多いです。
私自身が経験した国内・海外の遠距離恋愛をまとめることで、考えを整理する時間にもなります。
「あのときはこう思っていたけど、今は違う考えだな」と、昔を思い出しながら自分自身の変化を感じられるのも楽しいです。
14:トレンド記事や考察記事の執筆
14人目は、きつつきさん(40代女性)です。
- Webライターの仕事が楽しいと感じるのはどんなときですか?
-
トレンド系の記事を執筆しています。
自分の好きなネタや興味のあるテーマで記事を作成しているときが、時間を感じないほど没頭できて楽しいです。
例えば日頃観ている番組の考察記事の場合、私自身の想いも記事として配信されていることを思うと、ワクワクして楽しさを感じながら仕事ができます。
W杯の時期にサッカー選手にフューチャーした記事を作成したこともありますが、その選手がどんな人であるのか調べているうちにチーム全体にも興味が湧き、より深くサッカー観戦をすることができました。
15:執筆した記事で読者が盛り上がる瞬間
15人目は、もちもちさん(40代女性)です。
- Webライターの仕事が楽しいと感じるのはどんなときですか?
-
記事の掲載先を教えてもらえると嬉しいです。
ストーリー系の記事も書いているのですが、自分の書いた記事が注目されているのを見たり、動画になって視聴回数がどんどん増えていったりするのを確認できると、ワクワクして楽しい気持ちになります。
賑わうコメント欄を読んでは、読者様の予想が外れていることに満足していました。
たくさんの応援コメントや励ましをいただけると嬉しいです。
また、クライアントからお褒めの言葉をいただいたときもテンションが上がって、執筆スピードがどんどん加速しました。
私がWebライターをしていて楽しいと感じる瞬間
ここでは、私がWebライターをしていて楽しいと感じる瞬間を紹介します。
得意ジャンルで記名記事を執筆したとき
大手の情報メディアで記名記事を執筆したことがあります。
自分の好きなスイーツ系のジャンルで、写真を撮ってレビューをしたり、感想をまとめたりしていました。
もともとInstagramでスイーツの情報発信をしていたこともあり、趣味を仕事に活かせたことがとても楽しかったです。
記名記事だとその分責任も重いですが、とてもいい経験になりました。
生活に役立つ知識を得られるとき
可能な範囲で、自分の知識が乏しいジャンルの執筆にも挑戦しています。
最初はリサーチに時間がかかりますが、その分新しい知識が増えていくことがとても楽しいです。
学ぶことが好きなので、「お金をもらいながら新しい学びができるって幸せだな」と感じています。
また、以前介護系の執筆をしていたときに、将来的にかなり役立つ知識を得られました。
「自分の親のときはこうすればいいのか」と、日常生活では得られない情報を知れたことがとても良かったです。
厳しい案件をやり切ったとき
私は今まで、企業のメディアでの執筆がほとんどでした。
なかには事前に「このクライアントはかなり厳しいです。修正がないことはほぼありません」と伝えられていたメディアもあります。
レギュレーションが細かく、いつもドキドキしながら納品していました。
そのクライアントに10記事近く納品しましたが、修正対応をしたことは1度もありません。
私にとっては”厳しい”という緊張感が逆にプラスになり、自分のライティング力が試されている感覚でとても楽しく執筆できました。
「修正にならないように……」というプレッシャーにより、たくさん成長できたと感じています。
ディレクターに何度も感謝され、とても嬉しかったです。
仕事の対応幅が広がったとき
私は未経験でWebライターを始め、今では編集・校正・校閲や、Webサイトの管理などにも対応しています。
できることが増え、頼ってもらえるようになったことはかなり嬉しいです。
同時に、楽しみながら仕事を継続できている理由でもあります。
まだまだ学ぶことが多いので、これからもできることを増やしていきたいです。
大変さもあるけど、それ以上にやりがいや楽しさがあります!
まとめ:Webライターは自分で”楽しい”を探す努力も大切
楽しいと実感できる瞬間が多いほど、Webライターの継続につながります。
そのためには、自分自身で「楽しい」と感じられるジャンルを探し、挑戦することが大切であると感じました。
自分の知識や経験を活かせるジャンルや興味のあるジャンル、学んでみたいジャンルなど、豊富な案件のなかから楽しく継続できそうなものを見つけてみましょう。
なお当サイトでは、Webライターを対象に以下のようなアンケート調査も行っています。
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