Webライターのやりがいと魅力~10人のエピソードを紹介~

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Webライターのやりがいと魅力~10人のエピソードを紹介~
この記事の執筆・監修者
七瀬あみ

現役Webライター、七瀬あみです。

ディレクション・校正・校閲、オウンドメディア運営など、幅広い業務に対応。自分の経験をもとに、本音で情報発信をしています。
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在宅ワークとして人気のあるWebライター。

「やってみたら大変だった」と言われることが多々ありますが、やりがいや魅力もたくさんあります。

そこで当サイトでは、Webライター歴1年以上の方を対象に独自アンケート調査を行いました。

この記事では、Webライター10人に聞いた「仕事でやりがいを感じたエピソード」を紹介します。

私のエピソードも紹介しているので、ぜひ読んでもらえたら嬉しいです。

読みたいところへジャンプ(目次をクリック)
目次

【10人のエピソード】Webライターをしていてやりがいを感じる瞬間

みんなのエピソード

Webライターとして1年以上活動している方に聞いた、仕事のやりがいとエピソードを紹介します。

X上でアンケートの回答者を募集し、10名の方に協力していただきました。

体験談
アンケート調査について
  • 調査媒体:X
  • 調査日:2024年1月
  • 質問内容
    • Webライター歴
    • やりがいを感じたエピソード

プロフィール写真は、ご本人様から許可をいただいたうえで掲載しています。

1:執筆した記事が人の役に立った

梅澤浩太郎さん
X:@K_TR0

1人目は、梅澤浩太郎さん(30代男性)です。

Webライター歴を教えてください。

約3年1か月

Webライターをしていて、やりがいを感じるのはどんなときですか?1番思い出に残っているエピソードも教えてください。

自分の書いた記事が、人の役に立ったとわかったときです。
Webライター向けに「単価交渉のやり方」を解説する記事を書いて、記名記事としてクライアントに納品したことがありました。
私の経験を踏まえて、心をこめて書いた記事です。
するとしばらくして「記事で紹介されていた内容を実践したら、単価を上げてもらえました!」と感想をもらえたんです。
とても嬉しかったのを覚えています。

2:読者から嬉しいメッセージをもらった

神戸のどかさん
X:@writer__28

2人目は、神戸のどかさん(30代女性)です。

Webライター歴を教えてください。

約2年11か月

Webライターをしていて、やりがいを感じるのはどんなときですか?1番思い出に残っているエピソードも教えてください。

執筆した記事が読者の役に立ったときに、Webライターとしてのやりがいを感じます。
Webライター2年目に、読者の方から「勉強になりました!」「ありがとうございます」とメッセージをいただいたことがあります。
構成や文章を考えるときは、読者の思いに寄り添うことを重視しているので、気持ちが通じたような気がして大きな喜びを感じました。
記事が読者へ届いていることを実感し、これからも読者ファーストでていねいに執筆しようと思えたできごとです。

3:狙ったキーワードで上位表示された

ミキさん
X:@mikifreeeee

3人目は、ミキさん(30代女性)です。

Webライター歴を教えてください。

約2年

Webライターをしていて、やりがいを感じるのはどんなときですか?1番思い出に残っているエピソードも教えてください。

もっともやりがいがあるのは、納品した記事の成果報告をいただいたときです。
納品後すぐに狙っていたキーワードで上位表示され、社内で話題になったと連絡をいただいたことがあります。
「担当ディレクターと私のタッグが最高だ」と上層部から褒められたと、ディレクターさんが喜んでくれました!
もちろんサイト自体の評価やディレクターさんの適切な指示があってこそですが、「一緒に作った喜び」を共に味わえたのは今でも忘れません。
嬉しかったです!

4:大きなリターンとして結果につながった

カミヤさん
X:@kamiya_7076

4人目は、カミヤさん(40代男性)です。

Webライター歴を教えてください。

約2年10か月

Webライターをしていて、やりがいを感じるのはどんなときですか?1番思い出に残っているエピソードも教えてください。

1番やりがいを感じるときは、お客様から喜びの声をいただいたときです。
以前、観光地のお土産10選を紹介するSEO記事を執筆したことがあります。
紹介したいお店に1件ずつ連絡し、掲載許可や素材画像をいただくお願いをするといった少しハードな内容でした。
お店に問い合わせする時点で相手から不信感を抱かれたこともあり、とにかくていねいに執筆することを心がけていたのを覚えています。
お店からの添削依頼もすぐに対応していました。
そんな努力の甲斐もあり、結果的にSEOで1位を獲得。
クライアントさんやお店の方からも感謝の言葉をいただきました。
1つの記事が大きなリターンとして返ってくるWebライターは、やりがいがあると思います。

5:誰の手にも負えない仕事をやり切った

シン上田さん
X:@shinueda2000

5人目は、シン上田さん(50代男性)です。

Webライター歴を教えてください。

約15年6か月

Webライターをしていて、やりがいを感じるのはどんなときですか?1番思い出に残っているエピソードも教えてください。

やりがいとは少しニュアンスが違いますが、頼られているなと感じたとき少しばかりの充実感を味わえます。
こんなエピソードがありました。
インタビューの音源を渡されて、文字を起こして記事にするという仕事を振られたのですが、肝心の音源が半分しかなかったのです。
インタビューは60分なのに、録音されているのは30分だけ。
前半の話の流れから無難な結論を導き、記事を完成させました。
このような普通のライターではできない、誰の手にも負えない仕事を任されることがよくあります。

6:実績が評価されて仕事の依頼が来た

田仲ダイさん
X:@DaiTanaka14

6人目は、田仲ダイさん(40代男性)です。

Webライター歴を教えてください。

約2年7か月

Webライターをしていて、やりがいを感じるのはどんなときですか?1番思い出に残っているエピソードも教えてください。

ポートフォリオを見たうえで、執筆の打診が来たときにやりがいを感じます。
打診してもらうには、多くのライターの中から見つけてもらわなければいけません。
見つけてもらうだけでなく、ポートフォリオの書き方や執筆実績なども重要です。
つまり、ポートフォリオを見て打診が来るということは、自分がこれまでに書いてきたものを評価されたということ。
それを実感したときにやりがいを感じます。
過去には「ポートフォリオがわかりやすかったので」「執筆された記事を拝見して依頼しようと思いました」という言葉をいただいたことがあり、自分の心が満たされた思い出として印象に残っています。

7:感謝の言葉をもらって嬉しかった

めぐりさん
X:@pika_meg

7人目は、めぐりさん(20代女性)です。

Webライター歴を教えてください。

約3年

Webライターをしていて、やりがいを感じるのはどんなときですか?1番思い出に残っているエピソードも教えてください。

クライアントから感謝の言葉をかけていただいたときです。
新人の頃は、指導してくださっているディレクターさんやエンドクライアント様から記事や対応を褒めてもらえたときに、すごく嬉しかったのを覚えています。
また、ディレクターさんがX(当時のTwitter)でメンションをつけて自分に対して前向きな投稿をしてくださったことが思い出深く、スクショを今でも保管しています(笑)。

8:成長を実感できるとやりがいを感じる

渡辺なおやさん
X:@aganaosita

8人目は、渡辺なおやさん(30代男性)です。

Webライター歴を教えてください。

約1年6か月

Webライターをしていて、やりがいを感じるのはどんなときですか?1番思い出に残っているエピソードも教えてください。

クライアントワークで成長を実感するときです。
クライアント様からの依頼に応えるなかで、メディアを運営する方法やコツを教わることができました。
また、1年前に書いていた文章を見返すと、成長を実感できます。
前までは難しくてできなかったことが、時間が経って容易にできるようになったときに「成長しているな」と感じられます。
報酬をもらいつつ、成長を実感できるのは嬉しいことです。

9:「さすがです!」と言ってもらえた

なおたけさん
X:@kihonmukuchy

9人目は、なおたけさん(40代男性)です。

Webライター歴を教えてください。

約3年

Webライターをしていて、やりがいを感じるのはどんなときですか?1番思い出に残っているエピソードも教えてください。

クライアントから感謝の言葉をもらったときです。
1番思い出に残っているのは、初めて継続案件をいただいたクライアントから、納品時に「さすがです!」と言ってもらえたこと。
Webライターとして1年が経過した頃のできごとで、今でも鮮明に覚えています。
「ありがとうございます」と言ってもらえることはありましたが、「さすがです」と言葉をもらったのは初めてで、特別な感じがしてとても嬉しかったです。

10:初心者の頃に言われた言葉が嬉しかった

X:@unten_ha_nigate

10人目は、みおんさん(40代女性)です。

Webライター歴を教えてください。

約3年

Webライターをしていて、やりがいを感じるのはどんなときですか?1番思い出に残っているエピソードも教えてください。

Webライター1年目で基本的なことが未熟だった頃に、初めてZoomで相手の顔を見ながら文章の修正に対応したことがあります。
クライアント様から「読む人のことを考えているね。もう少し細かいところまで考えられるともっと伸びると思うよ」と言われたことが嬉しかったです。
それと同時に、仕事へのやりがいを感じました。

私がWebライターにやりがいを感じる瞬間

私のやりがい

私は2020年の終わり頃から本格的にWebライターとしての活動を始め、年間150記事以上のペースで執筆してきました。

携わる案件は企業のメディアが多く、まったく知識のないジャンルの執筆に苦戦したこともあります。

それでも継続しているのは、やりがいを感じることが多いからです。

ここでは、私がWebライターをしていてやりがいを感じる瞬間をいくつかピックアップして紹介します。

PICK UP

経験があるジャンルで執筆するとき

自分の知識や経験があるジャンルの記事を執筆するときに、とても楽しい気持ちになれることにやりがいを感じています。

伝えたい気持ちが強すぎて、熱く語ってしまうことも多々……。

つい文字数が増えすぎてしまうんですよね。

例えば私の場合、物流業界で7年ほど働いていた経験があります。

「子育てに理解があって両立しやすいから」という、ただそれだけの理由で始めた仕事です。

Webライターを始めてから、物流知識のあるライターの募集がありました。

比較的高単価なうえに、ライバルはあまり多くありません。

意外なところで知識が役立ったことが嬉しかったです。

納品した記事が公開されたとき

企業のホームページを見たときに自分の記事が公開されていると、嬉しさと同時にホッとした気持ちになります。

私自身、企業のメディアでの執筆に多く携わってきました。

銀行や物流会社など、そのジャンルはさまざまです。

知識がなくて、かなり時間がかかったこともありました。

公開された記事を確認できたときは、今でもやりがいを感じる瞬間です。

レベルアップを実感したとき

未経験からWebライターを始めた私は、今では文字単価7円の仕事を受注できるようになりました。

編集・校正・校閲の仕事にも対応しています。

少しずつ文字単価がアップし、仕事の範囲が広がっていくのはかなり嬉しいです。

編集の仕事などを任されるようになってから、報酬も安定しました。

向上心さえあれば、未経験の方でも活躍できるのがWebライターです。

記名記事を執筆するとき

複数の案件で記名記事を執筆しています

自分の言葉として書く責任はありますが、それ以上にやりがいを感じられるのが嬉しいです。

普段使っているペンネームではなく、実名・実写での執筆を担当したこともありました。

Webライターにとって、記名記事での執筆はかなり価値のあるものだと感じています。

ライターさんの成長を感じたとき

現在私は、Webライターの育成も行っています。

一人ひとりの成長を感じられるのがとても嬉しく、やりがいを感じる瞬間です。

ほぼ初心者の状態から教えた方もいますが、今では一人前のWebライターに成長しました。

みなさん真剣に学んでくださり、とても良い関係性を築けています。

Webライターとして働く魅力

仕事の魅力

自分自身の経験をもとに、Webライターとして働く魅力を紹介します。

メリットの多い仕事なので、ぜひチャレンジしてみてください!

CHECK

自分の知識や経験を活かせる

Webライターは、自分の知識や経験を活かせる仕事です。

「自分に書けることは何もない」と深く考えがちですが、自分の趣味や人生の経験を執筆に活かせます。

知識や経験を活かした例

  • 物流業界で働いたことがある(物流会社のサイト)
  • 婚活で成功した(婚活サイト)
  • 猫を飼っている(ペット関連のサイト)
  • アニメが大好き(アニメ情報サイト)
  • 保育士をしていた(保育関連のサイト)
  • 子供がいる(子育てサイト)
  • ゴルフが好き(ゴルフ関連のサイト) など

どんな些細なことでも、誰かの役に立つ可能性があるのがWebライターです。

そして、人はさまざまな場面で検索をします。

  • 〇〇 やり方
  • 〇〇 書き方
  • 〇〇ができない
  • 女性 口説き方
  • 学校に行きたくない
  • ディズニーランド 混雑 など

検索結果に出てくるほとんどは、誰かがまとめた記事です。

自分の記事を必要な人に読んでもらえるのは、Webライターにとって本当に嬉しいこと。

自分にできそうな案件があれば積極的に挑戦してみましょう。

専門知識が増える

Webライターは多彩なジャンルで記事を執筆します。

まったく知識がないジャンルでも、執筆しているうちに専門知識が増えるのは、Webライターならではの魅力です。

例えば私の場合、タクシーにほとんど乗りません。

しかし、タクシー関連の執筆に携わり、サービスの仕組みを知りました。

保育士や医療事務などの記事を編集していくうちに、その職業についての理解が深まったこともあります。

私が薬機法管理者の資格を取得したのも、Webライターの仕事に活かしたいと思ったことが理由です。

高単価で人気のある金融系ライターを目指すために、FP2級の資格取得に向けて勉強している方もいます。

「知識がないから」と避けるのではなく、興味のあるジャンルに挑戦していく姿勢が大切です!

わかりやすく伝える力が身につく

Webライターをしていると、わかりやすく伝える力が身につきます。

文章力はどの仕事をするうえでも重要です。

副業でWebライターを始めてから、本業で「報告書やプレゼン資料を上司に褒められるようになった」という報告を見たことがあります。

今まで何気なく使っていた言葉の間違いに気づくきっかけにもなるでしょう。

私はクライアントにメールを送るときも、文章のまとめ方を意識できるようになりました。

自分なりの働き方ができる

Webライターは本業にも副業にもなります。

自分なりの働き方で仕事を進められるのが魅力です。

  • 副業Webライター
  • 本業Webライター
  • 子育て+Webライター
  • Webライター+サイト運営
  • Webライター+〇〇講師 など

私はパートを退職後、Webライターとして仕事を始めました。

子供たちの近くで仕事ができ、毎日「おかえり」と言ってあげられる環境がとても幸せです。

体調が悪ければ近くにいてあげられるし、仕事を休む許可を得る必要もありません。

騒がしくて集中できないときもありますが、パートで働いていた頃よりも気持ち的な余裕をもてるようになりました。

就活や転職に活かせる

Webライターで得たスキルは、就活や転職に活かせます

  • 文章力
  • WordPressスキル
  • SEOの知識
  • マーケティングの知識
  • インタビュースキル など

クライアントワークで得たコミュニケーション力も強い武器になるでしょう。

実際に「Webマーケティングの会社に就職を決めた」「入社して会社のWebサイトを任された」という方もいます。

Webライティングのスキルが評価され、就職後に関連する仕事を任されることもあるようです。

仕事の選択肢が増えるのは大きなメリットですね。

人間関係の悩みが減る

クライアントとのやり取りは、基本的にオンライン上で行われます。

定期的に顔を合わせることがないため、以下のような人間関係の悩みはかなり減るでしょう。

  • お局が怖くて居心地が悪い
  • いつも陰口を言う人がいる
  • 上司の怒鳴り声が嫌
  • 〇〇さんに避けられている
  • 〇〇さんと意見が合わない など

Webライターとクライアントの関わり方は、受注する案件によって異なります。

悩みが一切なくなるわけではありませんが、私はパート時代のストレスからかなり解放されました。

ただし、クライアントのなかにも一方的な要望ばかり伝えてくる方、伝え方がきつい方などはいます。

自分自身で関わる相手を決めなくてはいけないため、見極めが大切です。

まとめ:Webライターはやりがいや魅力が多い仕事

Let's work together!

Webライターはきつい、大変と思われがちですが、やりがい魅力もたくさんあります。

子育てや本業と両立できるため、「新しい挑戦をしてみたい」と思っている方におすすめです。

ただし、ライティングスキルを学ぶ姿勢がないと継続は難しいでしょう。

真剣に仕事と向き合うほど、やりがいを感じられるようになります。

最初は大変かもしれませんが、その経験はほかの仕事に活かせるスキルになるものです。

最低でも3か月間は本気で取り組んでみましょう!

なお当サイトでは、Webライターを対象に以下のようなアンケート調査も行っています。

Webライターの仕事についてもっと詳しく知りたい方は、ぜひほかの記事も参考にしてみてください。

「イメージと違った!」とならないように、良いところも悪いところも知っておくことが大切です。

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