【初心者向け】クラウドワークスでの仕事内容や注意点を実体験をもとに紹介

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CrowdWorks（クラウドワークス）は、知名度の高いクラウドソーシングサービスの1つ。

誰でも無料で登録できるため、副業目的の方からも人気があります。

しかし、登録をすれば誰でも簡単に稼げるわけではありません。

当サイトでは、実際にクラウドワークスで1年以上ワーカーとして仕事をしている20人に独自アンケート調査を行いました。

その結果をもとに、1か月で稼いでいる金額、おすすめの仕事、悪質なクライアントなどを紹介します。

【初心者向け】クラウドワークスの基礎知識

CrowdWorks（クラウドワークス）は、仕事を依頼したい人（クライアント）と受注したい人（クラウドワーカー）を結びつけるサービスです。

会員登録をすれば誰でも利用できます。

案件の種類と報酬の相場

クラウドワークスには、大きく分けて3種類の仕事の依頼形式があります。

タスク形式

タスク形式は、先着順に仕事ができるのが特徴です。

アンケート調査など、必要なデータを一気に集めたいときなどに用いられます。

条件に該当する方であれば誰でも仕事を受けられるため、クライアント側でワーカーを選ぶ手間がかかりません。

ただし、仕事の質が悪いと「非承認」になりますのでご注意ください。

プロジェクト形式

プロジェクト形式は、仕事内容を掲載してワーカーを募集し、クライアントが選んだ方にだけ仕事を依頼します。

報酬の支払い方法は、固定報酬制と時間単価制の2種類です。

時間単価制の場合、クラウドワークス内のタイムカードを使用して作業時間を細かく記録します。

できる限り多く稼ぎたい方は、プロジェクト形式で固定のクライアントと契約するのが理想です。

コンペ形式

コンペ形式は、クライアントの募集内容に対して、制作物の提案をする作業です。

会社名やキャッチコピーの考案など、さまざまな募集があります。

初心者でも気軽に参加できますが、選ばれるのは1人だけ。

報酬は比較的高額ですが、倍率もかなり高いです。

会員登録から案件応募までの流れ

システム利用料

クラウドワークスでは、仕事内容や報酬額に応じて5％～20％のシステム利用料が差し引かれます。

掲載されている仕事の報酬は差し引かれる前の金額となっているため、間違えないように注意しましょう。

報酬の支払われ方

クラウドワークスは、「15日締め／月末振込」「月末締め／15日振込」の2回で報酬が支払われます。

出金方法は3種類。

1. 随時出金方式（初期設定）
2. 50,000円以上出金方式
3. キャリーオーバー方式

初期設定の随時出金方式の場合、1,000円以上で自動的に支払いが実行される仕組みです。

キャリーオーバー方式は、振込日を無視して出金が繰り越されます。

ただし、振込手数料が差し引かれるので注意しましょう。

できれば楽天銀行を選択したほうがお得です。

楽天銀行以外の方は、最初にキャリーオーバー方式を設定し、ある程度まとまった報酬を得てからそれ以外の方式に切り替えたほうが振込手数料を抑えられます。

そのほかに、報酬が確定してから4営業日以内に出金できる「クイック出金サービス」もあります。

すぐにお金が必要なときに便利ですが、振込手数料とは別にクイック出金利用料として手数料が5％かかるので注意しましょう。

報酬の出金期限

クラウドワークスの報酬の出金期限は、報酬の支払いが確定してから180日後までに設定されています。

期間を過ぎると出金できなくなるため、キャリーオーバー方式に設定している場合は注意が必要です。

繰り越したまま忘れないようにしましょう。

初心者OK！私がクラウドワークスでやっていた仕事内容

私が約2年半、クラウドワークスで実際にやっていた仕事内容を紹介します。

アンケート

アンケートには「女性限定」「20代限定」など、対象者が指定されている案件もあるので注意しましょう。

なかには質問に回答するだけで15分以上かかるのに、報酬は10円ほどしかもらえない案件もあります。

記事の編集

ライター初心者の頃、ライターさんが書いた記事を編集する仕事を継続で受けていました。

1記事数百円だったため、正直単価はかなり低いです。

しかし、きちんとサポートがあり、そこそこ大きいメディアとの契約。

私はそこでライターとしてのスキルを身につけました。

基本的に記事の編集はある程度ライター歴のある方が採用されますが、なかには初心者でも挑戦できる案件があります。

新しいことに挑戦してみるのもおすすめです。

手紙の代筆

ECショップが発送する商品に同梱する手紙の代筆をしたことがあります。

少し倍率の高い仕事でしたが、字を書くことが好きだったので自分に適した仕事だと思って応募しました。

1枚の便せんに350文字ほどの指定された文章を書き、1枚当たりの単価が10円程度。

正直ずっと書いているのは手が疲れるし、時給に換算するとかなり低いので1度きりで辞めました。

スキマ時間にコツコツやりたい方には適していますが、500枚や1,000枚など、大量の枚数で期日が短い案件はおすすめできません。

リサーチ作業

特定のジャンルのSNSアカウントを100件ほどリサーチするという仕事があり、簡単そうだなと思って応募しました。

しかし、すでにデータとして登録されているアカウントはNGで、なかなか該当するアカウントが見つからずにかなり苦戦したのを覚えています。

毎日何時間も作業し、やっと完了させました。

案件だけ見ると簡単そうでも、色々な条件がついているパターンもあるので注意が必要です。

ネーミング募集

会社名や商品名のネーミング募集には、10回くらい応募したことがあります。

でも、ライバルが多すぎて1度も選ばれたことがありません。

インタビュー

「〇〇を利用したことがある方へのインタビュー」など、インタビューを受けることで数千円の報酬を得られる案件もあります。

こちらも募集内容によっては倍率が高いですが、一度に得られる報酬額が大きくなっています。

該当する案件がある場合におすすめです。

クラウドワークス初心者でもスキルを活かして稼げる仕事内容

ワーカー初心者でも、スキルを活かした仕事を選ぶことでまとまった報酬を得られます。

その種類をいくつかピックアップしました。

動画作成・編集

動画を作ったり編集したりするのが得意な方は、動画系の案件に挑戦してみましょう。

YouTube動画やTikTok動画など、さまざまな募集があります。

「〇分くらいの動画で単価〇円」といった情報をきちんと確認してから応募しましょう。

デザイン

デザインが得意な方は、ロゴやキャラクターの作成など、デザイン系の仕事がおすすめです。

コンペ形式の案件が多いですが、大人気のネーミング募集よりもライバルはグッと減ります。

翻訳・通訳

語学のスキルがある方は、翻訳や通訳の案件をチェックしてみましょう。

全体的に案件数は多くありませんが、英語や韓国語、中国語など、さまざまな言語で募集があります。

クラウドワーカー20人に聞いた！仕事内容と1か月で稼ぐリアルな金額

当サイトでは、クラウドワークスに登録し、1年以上ワーカーとして仕事をしている方を対象に独自アンケート調査を実施しました。

調査もクラウドワークスで行っています。

悪質なワーカーを回避するために「作業承認率が95%以上」の方に限定して実施しました。

10,000円未満（8人）

1か月で10,000円未満の方は、自分のペースでコツコツ継続している方が多い印象でした。

アンケートを中心に作業をしている方がほとんどです。

10,000円以上（12人）

1か月で10,000円以上稼いでいる方は、ライティングや商品レビューなど、さまざまな仕事に挑戦しているようです。

得意分野を見つけることで、より多くの報酬を得られます。

初心者がクラウドワークスで稼ぐコツ

実体験やアンケート調査の回答をもとに、初心者がクラウドワークスで稼ぐコツを紹介します。

ワーカーさんにイチオシの仕事内容なども教えてもらったので、ぜひチェックしてみてください。

プロフィールを充実させる

プロジェクト形式の案件で選ばれるように、プロフィールを充実させましょう。

スキルやポートフォリオは重要です。

私は発注者側の立場として、特定の条件で検索をかけ、プロフィールでヒットする人がどのくらいいるのかを調べることもあります。

保有資格や職歴など、わかる範囲で知っておきたい情報です。

コツコツ実績をつくるところから始める

実績のない初心者が、いきなり競争率の高い案件で選ばれるのは難しいです。

タスク形式の案件などでコツコツ実績をつくるところから始めましょう。

作業承認率や評価が上がってくると、クライアントからの信頼を得られやすくなります。

また、初心者が挑戦しやすいコンペ形式にも挑戦してみましょう。

単価のいい案件を見つける

クラウドワークスは、案件による単価の差が激しいです。

特に時間がかかりそうな仕事は、報酬が見合っているかしっかりと確認しましょう。

20人のワーカーにアンケート調査をしたところ、20人中4人が「大学や研究機関の案件がおすすめ」と回答していました。

得意分野で挑戦する

初心者には誰でも簡単に作業できるタスク形式のアンケートなどがおすすめですが、得意分野がある方は最初から挑戦してみましょう。

動画制作やイラスト、翻訳など、特定の人しかできない案件はライバルが少ないので好条件の案件が掲載されていることもあります。

スキル検定に挑戦する

クラウドワークスでは、独自で2種類のスキル検定を用意しています。

1. WEBライター検定（1級～3級）
2. ビジネス事務検定

WEBライター検定3級とビジネス事務検定は無料です。

合格すると実績としてプロフィールに表示され、クライアントの選考で少し有利になるケースがあります。

私自身もWEBライター検定3級とビジネス事務検定に合格しました。

クラウドワークスに登録するなら、ぜひ挑戦してみましょう。

初心者がクラウドワークスを利用するときの注意点

副業におすすめなクラウドワークスですが、悪質だと感じるクライアントに出会う可能性もあります。

反対に発注者側からすると悪質なワーカーもいるため、そう思われないようにすることも重要です。

クラウドワークスを利用するうえでの注意点を確認しておきましょう。

悪質なクライアントに注意する

正直クラウドワークスには、信用できないクライアントも存在します。

「クラウドワークスはやめたほうがいい」と言われることもありますが、一時期悪質なクライアントがかなり多かった時期があり、そういったことが理由になっているのもあるでしょう。

アンケートに回答してくれた20人の中にも、悪質だと感じるクライアントと関わったことがある方が8人もいました。

私も経験があるのですが、チャットワークなど、クラウドワークス以外の手段でやり取りさせようとしてくる案件は信用できません。

プロジェクト形式で作業が決まってから、募集時には書いていなかったことまで依頼されるケースもあります。

まったく別の仕事を勧められ、別の場所へ登録を促されたこともありました。

信頼できるクライアントであるかどうかは、プロフィールなどをチェックして見極めましょう。

クライアントの中には認定マークが付いた「認定クライアント」もいます。

詳しくは悪質な仕事内容と回避方法を紹介する別の記事でまとめているので、不安な方は事前にチェックしておくのがおすすめです。

低単価案件を見極める

アンケートの設問数が多いのに、単価が10円ほどの案件もよくあります。

私が経験したように、手紙の代筆は割に合わない条件であることも多いです。

ある程度時間のかかりそうな仕事を受けるときは、一度冷静になって時給に換算してみましょう。

コツコツとタスク形式のアンケートに回答したほうが、早く稼げるケースもあります。

嘘をつかない

タスク形式のアンケートは、先着順で回答できるのが魅力です。

しかし、なかには嘘をついて色々なアンケートに回答しているワーカーも多々います。

1人の方が、上記すべてのアンケートに回答しているのはおかしいですよね。

私自身、発注者として何度もこういった悪質なワーカーに遭遇してきました。

クライアントにもよりますが、私は作業を承認するときにきちんと内容を見ています。

怪しい場合はプロフィールや過去の受注実績まで確認し、不正がないかをチェック。

タスク作業の承認率が低い人は特に警戒してしまいます。

口コミや写真を盗用しない

こちらも悪質なワーカーの例です。

口コミや写真を依頼した際に、ほかのサイトから内容をコピーする方、ネット上の写真を勝手に使用する方がいます。

私が発注者として募集する場合、口コミはコピペチェックにかけて、写真は画像検索でヒットしないか確認します。

そこで盗用されたものだと気づくことが何度かありました。

作業をするときは、必ずオリジナルの文章で書きましょう。

報告・連絡・相談を怠らない

責任をもって仕事を受けるうえで、こまめなやり取りが重要です。

不明な点があるときは勝手に作業を進めずに、必ず相談をしましょう。

クラウドワークス初心者からよくある質問

クラウドワークス初心者からよくある質問を紹介します。

まとめ：仕事内容が豊富！注意点に気をつけてクラウドワークスに登録してみよう

CrowdWorks（クラウドワークス）は誰でも無料で登録でき、気軽に仕事を見つけられるのが魅力です。

さまざまなジャンルの仕事があるので、ちょっとしたスキマ時間の副業に適しています。

しかし、なかには悪質なクライアントが存在するのも事実です。

クライアントが仕事を依頼するときは募集内容のチェックを受けてから公開されますが、それだけでは悪質だと判断できない部分もあります。

ワーカー自身で安全な仕事かどうか見極めることが大切です。