看護師を辞めたい気持ち、辞めた理由~10人の体験談を本音で紹介~

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看護師を辞めたい気持ち、辞めた理由|10人の体験談を本音で紹介
この記事の執筆・監修者
くれやサチ

元看護師のライター、くれやサチです。

看護師として約5年、病棟勤務をしていました。急性期〜慢性期リハビリ病院での経験があります。担当経験のある部署は、整形外科・眼科・耳鼻科・血液内科。院内では、褥瘡委員として患者様の褥瘡ケア管理にも携わりました。
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エピソードとともに掲載している写真は、ご本人様より提供いただいたものを使用しています。

看護師は人の命に携わる仕事です。

常にプレッシャーとの戦いであり、最新の知識を得るために勉強し続けなければいけない負担もあります。

さまざまな理由から、仕事を辞めてしまう方も少なくありません。

そこで当サイトでは、看護師を辞めたいと思ったことがある人、もしくは辞めた人を対象に独自アンケート調査を実施。

リアルな体験談を教えていただきました。

  • 職場への不満
  • 人間関係でのトラブル
  • 家庭との両立 など

看護師を辞めたいと思う理由は人それぞれ異なります。

くれやサチ

リアルな体験談や解決法を知ることで、抱えている迷いなどの解消につながれば幸いです。

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目次

【10人聞いた】看護師を辞めたい気持ち、辞めた理由

看護師経験がある10人の、仕事を辞めたいと思った理由、もしくは辞めた理由を紹介します。

体験談

アンケート調査は「クラウドワークス」にて行い、以下の項目に回答していただきました。

  1. 看護師歴
  2. 辞めたい理由、または辞めた理由

理由1:退職金が減るので続ける気がなくなった

まぁさんの看護師免許証
まぁさんの看護師免許証

1人目は、まぁさん(40代女性)です。

看護師歴を教えてください。

約20年

看護師を辞めたい理由、もしくは辞めた理由を詳しく教えてください。

残業時間がとても長く、月に100時間になることもあるほどです。
それでも今までは残業代を含めた給料が良かったので働いていました。
しかし景気が悪いためか、退職金が減ることになりました。
自己都合で辞めた場合はさらに減るらしく、移行期間として数年は自己都合でも今まで通りの退職金をもらえることが伝達されて、続ける気がなくなりました。
また、通常業務だけでなく、やる必要が感じられない事務作業が増えて、仕事内容に疑問を感じています。
他課の看護師との関係も悪く、協力して業務にあたりづらいことも、仕事を辞めたい理由です。

理由2:いじめやパワハラなどが原因で退職

あみさんの看護師免許証
あみさんの看護師免許証

2人目は、あみさん(20代女性)です。

看護師歴を教えてください。

約4年

看護師を辞めたい理由、もしくは辞めた理由を詳しく教えてください。

周りからのいじめ、パワハラがあったことです。
解決していましたが、やはり心の底では許せない気持ちがありました。
仕事に対しての熱もなくなってしまいました。
わがままなスタッフや患者さんと毎日関わっているうちに、「私のやりたいことはこれなのか?」と疑問をもつようになり、次第に仕事に行くことができなくなりました。
このような環境で命を削っていることに耐えられなくなり、ここで働くことをやめようと決断しました。

理由3:自分を大切にするために、もう少ししたら辞めたい

鈴木さんの看護師免許証
鈴木さんの看護師免許証

3人目は、鈴木さん(40代女性)です。

看護師歴を教えてください。

約20年

看護師を辞めたい理由、もしくは辞めた理由を詳しく教えてください。

やりがいがある仕事ですが責任も重いので、大きな失敗をしてしまうと辞めたくなることは多いです。
人間関係が大変な職場もありました。
看護師同士の申し送りなどで、怖い看護師に申し送りをするときは恐怖心があります。
夜勤があるときは昼間に寝て夜中に仕事をしなくてはいけないため、不眠症になり、睡眠薬を飲まないと眠れなくなってしまいました。
「自分を大切にするために、もう少ししたら辞めたい。」
そう思いながら働いています。
楽しいこともありますが、大変なことが多すぎます。

理由4:ナースコールの耳鳴りがして気が休まらなかった

ひろさんの看護師勤務表
ひろさんの勤務表

4人目は、ひろさん(40代女性)です。

看護師歴を教えてください。

約18年

看護師を辞めたい理由、もしくは辞めた理由を詳しく教えてください。

今は訪問系で日勤だけの仕事ですが、病院で夜勤があるときにはいつも「辞めたい」「辞めてやる」と思っていました。
なぜなら、病院で勤務しているといつも後ろ髪が引かれるような感覚があり、ナースコールの耳鳴りが聞こえてしまうのです。
気が休まるときがまったくありません。
同じように考える看護師も多く、「辞めたい」「辞めてやる」という気持ちがあるものの、引き留められて辞められない看護師もいました。
病院は看護師にとってアウェイではなくホームだといえますが、やはり合う合わないがあるし、ストレスが多い職場だと思います。

理由5:委員会や係の仕事がしんどい

ゆゆさんの看護師免許証
ゆゆさんの看護師免許証

5人目は、ゆゆさん(20代女性)です。

看護師歴を教えてください。

約6年

看護師を辞めたい理由、もしくは辞めた理由を詳しく教えてください。

現在大学病院で勤務しています。
重症度や病床稼働率が高いので業務も大変ですが、何よりしんどいのは看護業務以外の仕事です。
委員会や係の仕事をするために、日勤終わりや夜勤明けに回らない頭でパソコン作業していると、本当に仕事を辞めたくなります。
残業代が出ればいいのですが、自己研鑽になるのでサービス残業です。
友人の働いているクリニックや診療所などでは、こういった委員会や係の仕事が少ないそうで、羨ましく感じて辞めたいと思っています。

理由6:土日祝日の子供の預け先がない

TUNさんの看護師免許証
TUNさんの看護師免許証

6人目は、TUNさん(30代女性)です。

看護師歴を教えてください。

約9年

看護師を辞めたい理由、もしくは辞めた理由を詳しく教えてください。

私が辞めたい理由は3つあります。
1つめは、休みが少ないこと。
外来ですが、勤務先は土日祝日も患者の受け入れをしています。
子供の預け先がないので、毎回調整が大変です。
上司からは「常勤なんだから土日祝日も出勤するのが当たり前」と言われてしまい、一気に辞めたくなりました。
2つめは医者同士の仲が悪いこと。
院長が交代になり、医師の派閥ができてしまいました。
患者さんを診てもらうために看護師が常に板挟み状態で、余計な神経を使って疲れてしまい、辞めたくなります。
3つ目は人間関係です。
過去に先輩看護師の暴言や女医からのパワハラがあり、精神的に疲弊して辞めたくなりました。
今は事情があって休職しています。
転職も視野に入れていますが、復帰は検討中です。

理由7:家庭のほうが大切なので辞めたいと思っている

ここさんの看護師免許証
ここさんの看護師免許証

7人目は、ここさん(30代女性)です。

看護師歴を教えてください。

約15年

看護師を辞めたい理由、もしくは辞めた理由を詳しく教えてください。

新卒から働いていましたが、結婚・出産をして職場が遠くなり(往復3時間)、子供も3人になり、このまま今の職場で仕事を続けていくのは難しいと思っています。
今は育休中ですが、復帰が間近に迫っており、本当に復帰して仕事と家庭の両立ができるか不安で押しつぶされそうです。
再来年には1番上の子が小学生になるので、そうなるといよいよ今の職場での勤務は厳しいでしょう。
仕事のキャリアも大切ですが、やはり家庭のほうが私にとっては大切なので仕事を辞めたいと思っています。

理由8:いじめによる精神的な限界で退職

SHIYさんのナースキャップ
SHIYさんのナースキャップ

8人目は、SHIYさん(20代女性)です。

看護師歴を教えてください。

約3年

看護師を辞めたい理由、もしくは辞めた理由を詳しく教えてください。

職場いじめがひどく、それが理由で辞めました。
理不尽な理由で怒鳴られたり、仕事を無理やり丸投げされたり、ミスを擦り付けられたりすることが日常茶飯事でした。
信じていた同僚も私のことを無視するようになり、誰とも会話せずに1日を終えるなんてことも日常茶飯事。
毎日泣きながら帰っていました。
憧れだった看護師の仕事でしたが、最終的には精神的に限界を感じてしまい、辞めるという選択肢をとらざるを得ませんでした。

理由9:夜勤がつらくてギリギリこなしている状態

にっくさんの辞令書
にっくさんの辞令書

9人目は、にっくさん(30代男性)です。

看護師歴を教えてください。

約10年

看護師を辞めたい理由、もしくは辞めた理由を詳しく教えてください。

夜勤がつらいです。
歳をとるにつれ、夜勤業務が耐えられなくなってきました。
急性期病棟のためナースコールは夜も頻回に鳴り、急患もどんどん入ってきます。
夜は看護師が少ないため、急患の対応をしつつ、ナースコール対応で夜中でも病棟を走り回っている状態です。
まだギリギリこなすことができていますが、今後もこれが続くとなると体がもつとは思えません。
夜勤なしにしようかとも思いますが、夜勤手当がなくなると給料が4~5万円ほど変わってくるので、辞めたくてもなかなか辞められません。

理由10:やりがいはあるけど働き方に限界を感じている

たこみさんの看護師免許証
たこみさんの看護師免許証

10人目は、たこみさん(30代女性)です。

看護師歴を教えてください。

約9年

看護師を辞めたい理由、もしくは辞めた理由を詳しく教えてください。

大学病院でフルタイムで働いています。
24時間、365日稼働の職場なので夜勤は必須。
子育てをしながらの夜勤は身体的負担が大きく、子供にも寂しい思いをさせていることから、この働き方に限界を感じています。
看護師は肉体労働、感情労働が求められ、ハードな仕事です。
自分の業務が、患者さんの生命に関わるという重圧も大きいです。
やりがいのある環境ではありますが、もう少し今の自分に合った職場があると感じ、情報収集を始めています。

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【私の体験談】看護師を辞めた理由とそのときの状況を本音で告白

私は約5年間看護師として仕事をし、さまざまな理由から退職を決断しました。

現在は子育てを中心に生活をし、在宅ワークで生計を立てています。

看護師を辞めたことに対しては、まったく後悔していません。

看護師を辞める理由は人それぞれですが、私が看護師を辞めた理由を本音でお伝えします。

くれやサチ

私は今理想とする生活を送れているので、辞めようか迷っている方はぜひ参考にしてみてください。

5年で看護師を辞めた理由

私が看護師を辞めた理由は、妊娠とマタハラ、そして体力の低下です。

看護師の職場環境は女性が多いため、妊娠について理解されやすい職場環境だと思っている方が多いかもしれません。

しかし私の職場では、「つわりは甘え」といった心無い言葉をかけられ続けてきました。

なんとか耐えて出産をし、育休から復帰。

マタハラがあるような職場では2人目、3人目の妊活をしたくないと思い、退職を決意しました。

くれやサチ

同じ女性に理解してもらえないのは悲しかったです。

また、育児をしながら看護の仕事をするのは想像以上にハードです。

体調を崩すことも頻繁にあったため、体力的に限界を感じ、一度看護師という職そのものから離れることにしました。

退職後は今までの体調不良が嘘のように改善し、育児を楽しむ余裕があります。

今は子育てに専念したいという思いが強く、この生活に満足しているため、看護師を辞めたことに後悔はありません。

しかし、「子育てが落ち着いてきたらいずれは……」という、復帰に対する気持ちもあります。

看護師が退職する難しさ

私は今までに2度退職をしているのですが、どちらも辞めるまでにとても苦労したのを覚えています。

どちらの病院も退職の意を伝えると強く引き止められ、実際に退職するまでに1年ほどかかりました。

常に退職したい人が病棟に何名かいるため、お互いに様子を伺いながら、辞めるのは順番待ちという状態です。

くれやサチ

看護師が退職する難しさを強く感じました。

看護師を辞めたいと思う人に多い理由9選

Hard

看護師として働いてるなかで、退職をする方もたくさん見てきました。

そのなかで、辞めていく理由として多かったものを紹介します。

辞めてしまう理由

1:医療行為にプレッシャーを感じてしまう

看護師は、採血や導尿など、患者さんに負担がかかることを行います。

ときには患者さんに「痛い」「へたくそ」など、辛辣な言葉をかけられる場合もあり、それが原因で医療行為にプレッシャーを感じてしまう新人看護師も多かったです。

退職する看護師のなかには、「私は看護師に向いていない」「患者さんに採血をするのが怖くなった」と漏らす人がいました。

2:体力的な問題

夜勤や休日出勤、残業が多い看護師の仕事は、体力がないと務まりません。

救急病院にいたときは、1日中慌ただしく動き回っている状態でした。

ハードな環境にも関わらず休日をきちんと取れないことも多いので、体調面に不安を感じて退職する方もいます。

体調不良で頻繁にお休みしていた看護師が、そのまま退職したパターンもありました。

くれやサチ

体力的に限界を感じて退職する方は少なくありません。

3:残業が多くて激務である

看護師は、とにかく残業が多い仕事です。

特に救急病院の場合は、就業時間の間際に急変が起こったり、急患が飛び込んだりすることもあり、頻繁に残業が発生します。

家族との時間を優先したい方や、年齢を重ねて体に不調をきたしている方などは、過酷な勤務形態を理由に退職を希望していました。

4:人間関係に不満をもっている

看護師は、自分の仕事にプライドをもっている方が多いです。

自分なりの「看護観」をそれぞれもっていますので、ときは患者さんの処置方法や対応の仕方でぶつかることもあります。

その場で収まればいいのですが、何度も対立していくうちに人間関係にひびが入ってしまうケースも少なくありません。

そのまま不満につながり、人間関係に悩んで退職する方も多く見受けられました。

5:タイムプレッシャーに合わない性格をしている

急な入院や手術への対応、インシデント、ナースコールなど、看護師の仕事は多岐にわたります。

毎日さまざまなタイムプレッシャーが加わるなかで、ミスを起こさずていねいに仕事をこなしていかなければなりません。

性格的にのんびりしていて同時進行が苦手な方は、看護師の仕事がつらいと感じることが多いでしょう。

私の元同僚にのんびりとした性格の看護師がいましたが、「救急病院が合わない」という理由で退職をし、療養型病院に再就職しました。

6:結婚・妊娠・出産などライフステージの変化

看護師は夜勤や残業が多いため、家庭や生活に大きな影響を与える仕事です。

そのため、結婚や出産などでライフステージが変化するときは、その後の働き方を考えてパートナーと話し合う必要があります。

結婚にともなって引っ越すため退職をしたり、産休後にそのまま退職したりする看護師も多くいました。

7:介護などで地元へ帰る理由がある

地元から離れた職場に就職した看護師が、介護などを理由に退職するケースもあります。

一緒に働いていた20代の若い看護師で、親の病気が発覚したことを理由に、「近くで生活を送りたい」と退職した方がいました。

8:留学のために退職

語学留学に興味をもち、留学のために退職を決断した看護師もいます。

その看護師は、英語を勉強するために留学したようです。

留学などのスキルアップを希望する場合は、病院側にあまり引き止められず、比較的すんなりと退職できます。

9:他分野へ興味が移った

看護師以外の職業に興味が移ったことにより、退職を決意した方も複数名いました。

看護師と近い職業を目指す方もいれば、まったく関係のない職業を目指す方もいます。

私が実際見てきたなかでは、以下のような職業への転職が理由で退職した方がいました。

  • 助産師
  • 救急救命士
  • カフェの経営
くれやサチ

私自身も子育てと両立できるライティングの仕事に興味が移り、今は楽しさを感じながら仕事をしています。

看護師が今の職場を早めに辞めたほうがいいケース

仕事を辞めたい気持ちはあるものの、なかなか踏み切れない方も多いと思います。

ここでは、看護師が今の職場を早めに辞めたほうがいいケースを紹介しますので、悩んでいる方はぜひ参考にしてみてください。

チェックポイント

身体症状(不眠・食欲不振など)がでている

不眠や食欲不振など、明らかに身体症状がでている方は、一刻も早く辞めたほうがよいでしょう。

看護師は患者さんの変化には敏感でも、自分自身の不調に気づかない方が多いです。

責任感が強い性格上、職場に迷惑がかかることを心配し、無理をして出勤してしまう方もいます。

無理を続けてしまうと心身ともに大きな負担となるため、注意が必要です。

看護師の代わりはいても、あなたの代わりはどこにもいません。

くれやサチ

仕事よりも自分を大切にしてください。

マタハラやいじめの被害にあっている

マタハラやパワハラ、いじめなどの被害にあっている場合、休職や部署変えを希望するよりも”退職”をおすすめします。

なぜなら、看護師は横の関係性も強く、あなたに関する噂が他部署へも広がっている可能性があるからです。

実際に私自身が看護師をしているときに、休憩中にまったく知らない他病棟の看護師の悪口や噂話をよく耳にしていました。

看護師長や同僚に相談してみる方法もありますが、人間関係を修正するのはとても難しく、時間もかかります。

くれやサチ

一度看護師から離れて、心身共に回復したら再就職するという形にしてもよいでしょう。

コミュニケーションにストレスを感じている

看護師が仕事上でやりとりをするのは、患者さんだけではありません。

その家族とコミュニケーションをとったり、医師や栄養士など、他職種の方とやりとりしたりする場面が多くあります。

コミュニケーションをとるのが苦手な方は、指示がうまく伝わらず、勘違いで相手を怒らせてしまうこともあるでしょう。

仕事に影響がでるくらいコミュニケーションでストレスを感じているなら、早めに今の職場から離れたほうがいいかもしれません。

例えば救急病院の場合、患者さんや医師、看護師の入れ替わりが激しいのが特徴です。

コミュニケーションが苦手な方にとってはつらい現場になります。

コミュニケーションでストレスを感じている方は、入れ替わりの少ない病院への転職を検討してみましょう。

残業や夜勤などの勤務体制がきついと感じている

残業や夜勤などの勤務体制がきついと感じているのであれば、部署替えや転職、パートとしての働き方などを検討するとよいでしょう。

「看護師=病棟勤務」といったフルタイムのイメージが強いですが、働き方はそれだけではありません。

クリニックや外来、保育園など、視野を広げて職場を探すことで、自分にぴったりな環境が手に入るはずです。

また、病棟勤務にこだわりがある場合でも、慢性期の病棟であれば、救急病院のような忙しさはほとんどありません。

残業も少ないのでおすすめです。

くれやサチ

実際に私も、急性期から慢性期の病院へ転職しました。

なお、転職を考えている方は、看護師の転職に強い転職サービスを利用するのがおすすめです。

働く環境の変化によって人間関係がかなり変わってくるため、今いる職場とは違う場所に目を向けてみましょう。

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他分野に興味がある

看護師以外の分野に興味がある方は、思い切って退職してみるのもよいでしょう。

看護師になるまでの道のりは厳しく、資格取得までに労力が必要です。

そのため、「看護師を辞めるのはもったいない」と考えている方が多い印象があります。

しかし退職して他分野で仕事をしてみると、看護師よりも自分に合っていると気づくことがあるかもしれません。

看護師は、一度辞めても再就職しやすい職種です。

くれやサチ

ほかに気になる分野がある方は、思い切って違う道に飛び込んでみてはいかがでしょうか?

1~2年目の新人看護師は乗り越える力も必要

1〜2年目の新人看護師の場合、学生の頃の経験と、想像以上に過酷な現場とのギャップを感じる瞬間が多くあります。

まだ看護技術が未熟な期間でもあるため、看護師としての自信を失いやすいのもこの時期です。

看護職は、ミスを犯すと命に関わる責任感の重い仕事。

そのため、先輩看護師の指導も厳しくなる傾向があります。

さらにインシデントや残業が重なるといった状況が続けば、「看護師を辞めたい」という気持ちが強くなることでしょう。

しかし3年目くらいになると、さまざまな仕事を覚えて看護技術が向上します。

効率よく仕事をこなすことができるので、やりがいを感じる部分も多いです。

心身症状がでるくらい今の職場がつらいのであれば、無理をする必要はありません。

もし辞めたい理由が自分自身の気持ちに関わる問題であれば、今はグッとこらえて乗り越える力を身につけることも大切です。

くれやサチ

最初はみんな新人なので、まずは3年を目標に続けてみましょう。

看護師が辞めることを決断したら早めに伝えることが大切

Point

職場を辞めること決断したら、早い段階で看護師長に伝えましょう。

法律上は、退職の2週間前までに退職届を提出すれば問題ありません。

しかし、就業規則で「退職する場合は〇か月前までに伝える」とルールを定めているところもあります。

引き継ぎなどの時間もあるため、職場で定められている場合はそのルールを守ったほうが賢明です。

当サイトでは看護師が円満退職する流れや辞めるときの伝え方についても紹介していますので、ぜひ参考にしてみてください。

なかには、辞めたいのに言い出せない、なかなか辞めさせてもらえないといった状況の方もいるかもしれません。

職場環境が原因で精神的なダメージが大きい場合は、最終的な方法として退職代行を検討するのも1つの手段です。

例えば退職代行サービスで知名度の高い退職代行Jobsは、大手メディアを中心に多数の掲載実績があります。

有休消化や退職金など、退職に関わる条件交渉ができる業者であり、安心して任せられるといった評判が多いのも特徴です。

劣悪な環境で耐えている看護師は意外と多く、最終的な退職手段として利用する方も少なくありません。

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まとめ:看護師を辞めたい気持ちが限界になるまで無理をしないことが大切

看護師はやりがいの大きい仕事ですが、仕事量の多さや職場環境から、心身ともに疲れてしまう方も少なくありません。

私も看護師を辞めてしまいましたが、自分より先に辞めていく方の姿もたくさん見てきました。

くれやサチ

働く場所や働き方によっても大変さが変わってくるので、実際に仕事を始めてから気づく部分も多いです。

当サイトでは、看護師を対象に以下のようなアンケート調査も行っています。

すべて実体験を教えていただきました。

これから看護師を目指す方、今辞めようか悩んでいる方は、ぜひ色々な意見を参考にしてみてください。

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