医療事務の人間関係が最悪だと感じたエピソード!看護師の本音も紹介

記事内にプロモーションを含む場合があります
医療事務の人間関係が最悪だと感じたエピソード!看護師の本音も紹介
この記事の執筆・監修者
櫻井しお

医療事務歴約20年のライター、櫻井しおです。

産休育休を経て現在総合病院にて勤務中。複数の病院にて業務を行ってきました。約10年間、現場のマネージャーを務めた実績もあります。
>> 監修者一覧はこちら


エピソードとともに掲載している写真は、ご本人様より提供いただいたものを使用しています。

医療事務はやりがいや魅力が多い仕事ですが、ときには人間関係で深く悩むこともあります。

それが原因で辞めてしまう方も少なくありません。

そこで当サイトでは、医療事務の本音をリサーチするために独自アンケート調査を行いました。

この記事では、医療事務経験がある10人に聞いた「人間関係が最悪だと感じたエピソード」を紹介します。

櫻井しお

看護師との関係性人間関係で病んだときの対処法も紹介していますので、少しでも悩みの解決につながれば幸いです。

医療事務の転職を考えている方へ


グッドポイント診断で強みを分析
スカウト登録でオファーを待てる

無料会員登録から始めてみる

\ ここだけの限定求人が約85%! /

読みたいところへジャンプ(目次をクリック)
目次

【10人聞いた】医療事務をしていて人間関係が最悪と感じたエピソード

医療事務経験がある10人の、人間関係が最悪だと感じたエピソードを紹介します。

体験談

アンケート調査は「クラウドワークス」にて行い、以下の項目に回答していただきました。

  1. 医療事務歴
  2. 人間関係が最悪だと感じたエピソード
  3. そのときの対策

1:先輩たちから嫌がらせを受けて職場を離れた

たーもさんの合格証書(メディカルクラーク)
たーもさんの合格証書

1人目は、たーもさん(20代女性)です。

医療事務歴を教えてください。

約6年

「職場の人間関係が最悪」だと感じたエピソードを教えてください。

私の経験が浅いというだけで「使えない」と決めつけられました。
「使えないやつは数をこなさなきゃ覚えない」と言われ、莫大な仕事を先輩たちに丸投げされていました。
どんなに忙しくてもまったく配慮してもらえず、先輩たちは定時で帰ってしまいます。
そのほかにも理不尽なミスを私のせいにされ、「経験値がないからそうなるんだ」とグループで仕組まれることも日常茶飯事でした。
「なんでこんな目にあうの?」と、毎日関係性に苦しんでいました。

そのときとった対策があればその内容を、なければご自身がどのように過ごしていたのかを教えてください。

上司に何度か相談しましたが、あまり効果的ではなく、最終的にその職場から離れることによって解決しました。

2:同期に誤解されて職場で嫌がらせを受けた

さもさんの合格通知(医療事務技能審査試験)
さもさんの合格通知

2人目は、さもさん(20代女性)です。

医療事務歴を教えてください。

約4年

「職場の人間関係が最悪」だと感じたエピソードを教えてください。

仲良くしていた同期の女子がいました。
彼氏も同じ職場にいたので、よく2人のことの相談をされていました。
ある日「彼女との別れを考えている」と彼から相談を受けたのですが、別の同僚に見られ、私が「略奪を狙っている」という噂が職場中に流れました。
誤解であり、相談にのってほしいと言われただけであることを彼女にも伝えましたが、話を聞いてもらえません。
彼女を取り巻くほかの人たちにも冷たい態度を取られ、わざとコーヒーをこぼされたり、ミスを押し付けられたり、仕事を丸投げされたりするようになっていきました。
その彼も見て見ぬふり。
最悪な人間関係でした。

そのときとった対策があればその内容を、なければご自身がどのように過ごしていたのかを教えてください。

上司に相談しても、明らかに面倒くさそうな態度で相手にしてもらえませんでした。
最終的にはその職場を離れることで状況を変えました。

3:指導係の男性に話しかけていじめを受けた

さちょさんの合格証書(メディカルクラーク)
さちょさんの合格証書

3人目は、さちょさん(20代女性)です。

医療事務歴を教えてください。

約3年

「職場の人間関係が最悪」だと感じたエピソードを教えてください。

私が医療事務として新人の頃のことです。
「わからないことはどんどん聞こう」という性格なので、指導係の男性職員の方に積極的に話しかけるようにしていました。
しかしその行為に対して「何で男に好かれようとしてんだよ」「何しに来てんだよ」と同僚に言われ、そこから陰湿ないじめとも言える行為が始まりました。
無視は当たり前で「これやっといて」と仕事を丸投げ。
自分たちは定時で帰るなど、子供のようなことを執拗にされ続けました。
最悪な人間関係の中で仕事をしても、何も生み出せませんでした。

そのときとった対策があればその内容を、なければご自身がどのように過ごしていたのかを教えてください。

一切話を聞いてもらえず、上司に相談しても何も解決しませんでした。
結局「退職」という方法でしか解決できませんでした。

4:バカにした発言や態度をされるのが当たり前

ぴーかさんの合格証書(医療事務認定実務者試験)
ぴーかさんの合格証書

4人目は、ぴーかさん(20代女性)です。

医療事務歴を教えてください。

約4年

「職場の人間関係が最悪」だと感じたエピソードを教えてください。

医療事務としてまだ経験が浅かった頃、仕事でミスが続いてしまうことがありました。
それを直そうと日々自分で対策を考えながら仕事をしていましたが、ミスが多いことを鼻で笑ったり、「使えないね」とはっきり言ってくる人がいました。
私と話すときは常に上から目線で、バカにした発言や態度をされることが当たり前。
まともに会話ができなくなっていきました。
「こんなにつらい関係性のなかで仕事をしなきゃならない理由って何なんだろう」と、日々考えながら仕事をしていました。

そのときとった対策があればその内容を、なければご自身がどのように過ごしていたのかを教えてください。

上司に何度も相談しましたが、状況が良くなることはありませんでした。
「その人とは最低限しか関わらないようにしよう」と自分に言い聞かせながら、ひたすら耐えて過ごしていました。

5:使えないと思ったら辞めるように仕向ける職場

ななさんの合格証書(保険請求事務技能検定試験)
ななさんの合格証書

5人目は、ななさん(30代女性)です。

医療事務歴を教えてください。

約11年

「職場の人間関係が最悪」だと感じたエピソードを教えてください。

職場で気に入らない人がいると、極端にその人を無視し、悪口を言う人がいました。
新卒の子にも「私に聞かないで!」という態度。
私はその子から仕事の相談を受けることもあり、「初めてのときは誰だってそうだよ」などと励ましていました。
しかし、あとから「あんな仕事のできない人を励ましたらダメだよ」と言われました。
また、看護部長がどんどん人を入れて、使えないと思ったら辞めるように仕向けている事実を聞いてしまったことがあります。
事務長に「だからどんどん人を雇って」と話していて、幻滅しました。

そのときとった対策があればその内容を、なければご自身がどのように過ごしていたのかを教えてください。

あまりにひどい態度を取るような方とは距離を置き、関わらないようにしました。
私はほかのスタッフに何か聞かれたら、たとえ忙しくてすぐに答えられなくても、あとでちゃんと答えるように気をつけていました。

6:当直ができず男性職員との折り合いが悪かった

まーちゃんさんの合格証書(保険請求事務技能検定試験)
まーちゃんさんの合格証書

6人目は、まーちゃんさん(40代男性)です。

医療事務歴を教えてください。

約2年

「職場の人間関係が最悪」だと感じたエピソードを教えてください。

業務量や体調面などにより当直業務を免除してもらっていたため、一部の事務職員(特に男性)との折り合いが悪くなりました。
当直をやる人からすれば特別扱いに感じ、おもしろくなかったのだと思います。

そのときとった対策があればその内容を、なければご自身がどのように過ごしていたのかを教えてください。

上司、同僚、友人、他部署の人などに相談しました。
勤務中はあまり気にしないようにしていましたが、かなりしんどかったです。
退職するまでに業務量を減らす(分担する)ことができたので、後任者の負担は少し減らせたと思います。

7:医療事務以外の仕事をさせられて嫌味を言われた

akaneさんの認定合格証(医療事務管理士技能認定試験、診療報酬請求事務能力認定試験)
akaneさんの合格証書

7人目は、akaneさん(40代女性)です。

医療事務歴を教えてください。

約10年

「職場の人間関係が最悪」だと感じたエピソードを教えてください。

新規の医療機関で医療事務として雇われたのに、やったことのない一般事務までさせられました。
上司にあたるのが事務長兼放射線技師の人で、基本的に放射線室に閉じこもって出てきません。
いざ出てきて一般事務作業ができていないと、嫌味を言われました。
あまりにひどかったので副院長に相談しましたが、新規で自分が連れてきた放射線技師だったためか、話をうやむやにされて納得がいきませんでした。
同期の医療事務員も早々に退職。
「なんとか頑張ろう」とも思いましたが、結局辞めました。

そのときとった対策があればその内容を、なければご自身がどのように過ごしていたのかを教えてください。

辞めるまでは、とにかく耐えていました。
看護師さんたちに愚痴を言うこともありましたが、小さい医療機関ではどうにもならなかったです。

8:不倫が横行している職場だった

零一二さんの合格証書(保険請求事務技能検定試験)
零一二さんの合格証書

8人目は、零一二さん(40代女性)です。

医療事務歴を教えてください。

約13年

「職場の人間関係が最悪」だと感じたエピソードを教えてください。

院長と看護師長、事務長と事務員など、あちこちで不倫が横行しており、すべてが筒抜けでした。
特に看護師長の権限が強く、突然開院記念日の休みがなくなってしまうことがありました。
自分が何の予定もないからという理由です。
仕事面だけでなく、態度や性格が気に入らないとクビにするという時期もあり、次は誰がクビになるのかとヒヤヒヤしていました。
また、入社時に同僚の悪口を聞かされていましたが、実際に働いてみるとその人は良い人でした。
悪口を言っていた人もその人と仲良くしており、小学生みたいな嫌がらせをする人も多かったです。

そのときとった対策があればその内容を、なければご自身がどのように過ごしていたのかを教えてください。

初めから警戒していたため、誰に伝わってもいい話しかしないようにしていました。
上司や先輩の言葉には常に「はい」と答えておき、その話に流されないように自分で判断していました。

9:どの職場でも人間関係の不満は感じてきた

まいさんの合格証書(メディカルクラーク)
まいさんの合格証書

9人目は、まいさん(30代女性)です。

医療事務歴を教えてください。

約15年

「職場の人間関係が最悪」だと感じたエピソードを教えてください。

医療関係者の転職サイクルはかなり早く、私も現在5つめの職場です。
医療事務は女性社会になるため、お局の無視や気分屋なところは割とどの病院でもあることだと感じました。
また、お局は絶対に辞めません。
新人が入っても、2~3年が限度で転職していくものだと思っています。
クリニックであれば患者さんの対応でも重度のストレスがかかりますし、隣のお局は不機嫌を撒き散らすので精神的につらいです。
医師はいい人であることが多いですが、基本的に何もしてくれません。
クリニックだと毎日同じメンバー5、6人でずっと狭い空間にいるので、人間関係はある程度諦めるべきだと思っています。

そのときとった対策があればその内容を、なければご自身がどのように過ごしていたのかを教えてください。

どこのクリニックも結局は同じような感じなので、なるべく職場の方とは関わらないようにしています。
仕事は最低限して、余計なことはしません。
「1時間でいくら稼いだ」などと心の中で唱えたり、まったく仕事に関係のないことを考えるようにしています。
理不尽なことも多いので、嫌なことは紙に書き殴って捨てています。
毎日「辞めると伝えよう」と思う瞬間がありますが、帰りの電車で我慢した自分を褒めています。

10:正社員が派遣に対してきつく当たってくる

yumyummyさんの認定証(診療報酬請求事務能力認定試験)
yumyummyさんの認定証

10人目は、yumyummyさん(40代女性)です。

医療事務歴を教えてください。

約10年

「職場の人間関係が最悪」だと感じたエピソードを教えてください。

派遣として4年ほど総合病院で働いていました。
派遣のメンバーはほとんどいい人ばかりでしたが、正社員は派遣に対してきつく当たってきます。
それがとても嫌でした。

そのときとった対策があればその内容を、なければご自身がどのように過ごしていたのかを教えてください。

楽しいときもあったので続けていましたが、体調を崩して辞めることになりました。

医療事務の転職を考えている方へ


グッドポイント診断で強みを分析
スカウト登録でオファーを待てる

無料会員登録から始めてみる

\ ここだけの限定求人が約85%! /

【私の体験談】医療事務の人間関係が最悪だと感じたエピソード

Hard

ここでは、私自身が働くなかで人間関係が最悪だと感じたエピソードを紹介します。

マネージャーという立場上、人間関係で相談を受けることも多くありました。

立場の違いなど、いくつかのケースに分けて紹介します。

看護師による責任転嫁

看護師との人間関係で悩む医療事務からは、以下のような相談があります。

  • 強い口調でミスを注意される
  • 看護師の仕事を押し付けられる
  • ミスを医療事務のせいにされる
  • 見下した発言や態度を取られる

私自身も中規模病院に勤務していたときに、看護師との人間関係に悩んだことがありました。

医療事務は看護師に強く言うことができません。

それをいいことに、本来医療事務の仕事ではないことまで押し付けられるようになりました。

ときには看護師の対応に誤りがあって入ったクレームも、”事務のミス”として責任転嫁されることもあります。

医療事務に対して必要以上に干渉してくる看護師も多く、仕事がやりづらいと感じていました。

櫻井しお

看護師長の異動によって関係が改善しましたが、上司の態度や考え方によって雰囲気が大きく変わることを実感しました。

後輩に嫌がらせをする先輩

先輩から後輩への嫌がらせとしてよく相談されたのは、以下の内容です。

  • 職場内で孤立させる
  • 無視をする
  • 仕事を教えない
  • 患者さんの前での叱責する
  • あいさつを返さない

経験上、スタッフが定着しない職場は人間関係が原因であることがほとんどです。

加害者側を注意したり、異動を促したりしても、ほとんど応じてもらえません。

最終的に被害にあっている方が退職を選択します。

櫻井しお

今回のアンケート調査でも、同様の悩みを抱えている方が多くいました。

上司から部下へのパワハラ

私が働き始めたばかりの頃、特定のスタッフに冷たく当たったり、自分の好き嫌いで対応している上司がいました。

お気に入りのスタッフには笑顔で接して、業務を手伝うこともあります。

しかし嫌いなスタッフにはあからさまに冷たくし、人前で叱責していることもありました。

  • 自分のミスを部下のせいにする
  • 特定のスタッフの休暇希望は受け付けない
  • 人格を否定する発言をする

このような上司のもとでは、いい人間関係は築けないでしょう。

新人の頃の私は、嫌われないように、目を付けられないように働くことに必死でした。

櫻井しお

正直、上司にパワハラともとれる対応をされたら、今の私でも仕事を続ける自信はありません。

年下上司からの嫌味

中途採用のスタッフから、年下上司からの嫌味に関する相談を受けたことがあります。

特に、パート社員や時短勤務社員が被害を受けやすい傾向です。

20代後半〜30代でリーダー職についた「上司」と、30代〜50代のパート社員や時短勤務社員の「部下」の関係は、難しい部分があるのが現状です。

  • これだからパートは使えない
  • 子供のいる人はすぐ休めていいね
  • 私より経験年数が長いのに、なんで仕事覚えるのが遅いの?
  • 時短スタッフの残った仕事を、どうして私がやらなきゃいけないの?

このような嫌味を言われ、耐えられずに辞めたスタッフもいました。

パート社員や時短勤務社員は、決められた時間で帰る必要があります。

仕事が途中のまま帰るのも、多くの仕事を任せられないのも、仕方のないことです。

子供の体調不良などでたびたび休むこともあるでしょう。

櫻井しお

働きやすさを重視して医療事務になっても、職場選びを間違えるとつらい思いをする可能性があります。

病院職員から派遣社員へのパワハラ

意外に多いのが、病院職員から派遣として働く医療事務へのパワハラです。

派遣社員はどうしても立場が下に見られがちであるため、強めな発言をする方が多くいます。

  • 次はほかの会社と契約しようかな
  • こんな使えない人はいらない
  • 前の派遣さんはこの業務やってましたよ?

上記のように、契約の打ち切りをちらつかせる発言はよく聞きました。

また、病院職員のミスを派遣社員に責任転嫁することもありました。

  • 売上金(診療費)が合わないのを派遣社員のミスとして報告する
  • 病院の印鑑の紛失を責任転嫁するために、派遣社員が使用していた机の引き出しから発見したことにする

ひどい話ですが、私が過去に働いていた職場で実際にあったことです。

櫻井しお

病院職員に対しても不信感しか感じられず、人間関係が最悪な職場でした。

看護師は医療事務を見下しがち?元看護師から聞いた本音

医療事務と看護師は人間関係が悪いと思われがちです。

看護師との関係に悩む相談を受けることもありますが、どの医療機関でもトラブルがあるわけではありません。

私には職場で出会った仲の良い看護師の友人がいます。

その友人に看護師側の本音などを聞いてみました。

医療事務と看護師は仲が悪いって本当?

結論からいうと、医療事務と看護師との人間関係は「問題なし」あるいは「良好」な職場が大半です。

今まで複数の医療機関で働きましたが、”医療事務と看護師だから”ではなく、職場の雰囲気や上司の対応などによって人間関係が変わってくると感じています。

私が仲良くなった看護師の友人は、10年以上のキャリアがある人でした。

しかし、看護師の人間関係に嫌気がさして退職。

彼女は医療事務のスタッフと仲が良かったのですが、ほかの看護師が医療事務を見下して接しているのが嫌だったそうです。

櫻井しお

医療事務と良好な関係を築こうとしてくれる看護師もたくさんいます。

医療事務を見下す看護師がいる理由

私の友人は「看護師は“自分より立場が低い”と考えている医療事務に当たることで、ストレスを発散させている人が多い」と言います。

看護師免許を取るための努力や業務の大変さを考えると、看護師としての高いプライドがあるのは当然です。

資格がなくても働ける医療事務国家資格を有する看護師には、知識や経験に大きな差があります。

それが「医療事務のほうが立場が低い」と感じさせている原因でもあるでしょう。

また、上司や先輩からのストレスを感じやすい人ほど、ほかの人に対して攻撃的になる傾向があります。

当サイトでは看護師の人間関係についてもアンケート調査を行っていますが、職場によってはかなり複雑です。

ストレスを発散させるために、医療事務はちょうどいい存在であると思われてしまうことが多いのでしょう。

「看護師だから」ではなく、最悪な人間関係を放置している管理者や上司の問題です。

櫻井しお

私も複数の医療機関で働くなかで、職場によって雰囲気の違いをかなり感じました。

医療事務の人間関係に悩んだときの対処法

You can do that.

医療事務の仕事は1人ではできません。

人間関係が良くないと、業務が効率よく回らなくなってしまいます。

ここでは人間関係に悩んだときの対処法を紹介しますので、悩みの解決につながれば嬉しいです。

対処法

社会人としてのマナーは守る

私の経験上、雰囲気が良くないと感じる職場では、挨拶が少ない印象があります。

「おはようございます」「お疲れさまでした」など、挨拶はコミュニケーションの基本です。

どんなに苦手な相手でも必ず挨拶をし、社会人としてのマナーを守るようにしましょう。

また、仕事上でのコミュニケーションとして、謝罪お礼を言葉で相手に伝えることを怠ってはいけません。

さらに社会人としてのルールとして、時間身だしなみを守ることも大切です。

相手を気にしすぎないようにする

職場は仲が良い人だけが集まる場所ではありません。

苦手な相手と仲良くしようとする必要もありません。

仕事に影響が出ないように最低限のコミュニケーションをとり、相手のことを気にしすぎないようにしましょう。

  • 職場の人と仲良くしなければいけない
  • 苦手でも付き合わなければいけない
  • いつか相手に受け入れてもらえるかもしれない

人間関係で悩む人の多くは、上記のように考える傾向があります。

人間関係が最悪な職場では「人は変わらないものだ」と心得て、自分の意識を変えるほうが簡単なことです。

合わない人と距離を置く

合わないと感じる人とは、適切な距離を置くことも自分を守る対処法です。

  • プライベートをしつこく聞いてくる
  • 悪口や噂話が多い
  • 自分の考えを押し付けてくる

そんな人がいたら、距離を置いて関わりを少なくしましょう。

特に悪口や噂話が多い人と近くにいると、周囲から自分も一員だと認識され、信用を失うこともあります。

悪口や噂話には参加せず、さりげなくその場を離れるようにしましょう。

信頼できる人に相談する

職場で信頼できる人や、家族・友人に悩んでいることを相談してみましょう。

悩んでいることを話してみると、問題を客観視できるメリットがあります。

自分では気づけなかった解決法が見つかるかもしれません。

話すことで気持ちが楽になり、自分がこれからどうしたいか、どうしたらよいかを考えるきっかけにもなるでしょう。

周りに相談できる人がいなければ、カウンセラー公的な相談窓口を活用するのもおすすめです。

大切なのは、1人で考え続けないこと。

櫻井しお

周りに相談できない人ほど、自分を追い込んでしまいがちです。

プライベートでリフレッシュする

職場での人間関係に悩むと、常に頭の中が仕事のことでいっぱいになってしまいます。

悩んだときの対処法として1番良いのが「仕事から離れること」です。

プライベートを楽しみ、リフレッシュすることで気持ちの切り替えがしやすくなります。

自分が夢中になれる趣味を見つけられるのが理想です。

趣味がなくても、家族や友人と出かけるだけでリフレッシュになるかもしれません。

櫻井しお

思い詰めている状態なら、あえて遠出をして自然を楽しむのもおすすめです。

立場の違いを理解する

特に医師や看護師との人間関係に悩んだときは、立場の違いを理解することも対処法の1つです。

医師や看護師は、資格を得るために時間をかけて勉強をしています。

患者さんの命に直接関わっている責任感とプレッシャーから、強く当たってしまうこともあるのです。

残念ながら、職種の違いによる差を埋めることはできません。

しかし日頃の仕事のやり方次第で、関係性が良くなる可能性はあります。

  • 医療事務として責任感をもって業務を行う
  • 正確で迅速な処理を心がける
  • 看護師に協力できることは積極的に行う

看護師と医療事務の仕事は連携しているため、ミスによって迷惑をかけほど人間関係の悪化につながる恐れがあります。

まずはきちんと自分の仕事をし、相手を思いやる気持ちをもつことが大切です。

転職や退職を検討する

人間関係が最悪な職場で頑張るのは限界があります。

体調不良や精神的な苦痛で働くことが難しくなっているのであれば、職場を変えるべきです。

櫻井しお

私も転職をしていますが、決して悪いことではありません。

責任感が強い人ほど「仕事を簡単に辞めてはいけない」と考えがちですが、それは間違った判断です。

個人的には、過度ないじめやパワハラが存在する職場は退職一択だと考えます。

さまざまなサイトで求人をチェックし、募集先の口コミも見ておきましょう。

医療事務特化の求人サイト

求人数が豊富な求人サイト

「受付の対応が悪い」など、悪い口コミがある医療機関ほど、人間関係が最悪なケースが多いです。

また、派遣会社や大規模病院に所属している場合は、異動配置転換を申し出る選択肢もあります。

特定の人との関わりで悩む方は、場所を変えるだけで悩みから解放されるかもしれません。

櫻井しお

今までのキャリアを継続できるため、退職や転職に比べてリスクは少なくなります。

まとめ:人間関係に悩んで医療事務を辞めたいと考える方へ

もし今「なんとなく嫌だけど我慢できる範囲」なのであれば、勢いで辞めるのはよくありません。

特に1年未満の方は、転職時の面接で理由を聞かれる可能性があります。

実際に私自身もマネージャーの立場として、採用面接の際に注意して見ていた部分です。

櫻井しお

1年未満で辞めた方には、必ず退職理由を聞いていました。

もちろん、我慢の限界になる前に解決策を見つけることが大切です。

病院やクリニックでの仕事に限らず、薬局や歯科に絞った働き方などもあります。

自分に適した職場が見つけられるように、さまざまな働き方に目を向けてみましょう。

なお当サイトでは、医療事務を対象に以下のようなアンケート調査も行っています。

医療事務の仕事についてもっと詳しく知りたい方は、ぜひほかの記事も参考にしてみてください。

櫻井しお

働いてからギャップを感じないためにも、良いところ、悪いところの両方を知っておくことが大切です。

医療事務の転職を考えている方へ


グッドポイント診断で強みを分析
スカウト登録でオファーを待てる

無料会員登録から始めてみる

\ ここだけの限定求人が約85%! /

よかったらシェアしてね!
目次